七月の懐石料理「七夕」 | 花万朶

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美味しいもの…ときどき

猛暑の日々がやってきました晴れ

 

まずは涼し気なガラスの器に

冷たい冬瓜とおぼろ昆布

 

暑さの中でまずはほっこりするやさしいお味です

 

 

 

そして、氷が敷き詰められた器に

二本の竹筒七夕

きりっとした深い緑が美しいですね

 

 

竹筒は二分割になっていて中は

車海老(奥)とウニ(手前)のゼリー

鬼灯の中はずいきの白和えです

 

ぷるんとした透明のゼリーが涼し気です

 

 

そして、お椀は・・・・

 

鮑のしんじょうと肝素麺

すり下ろした鮑のふわふわのしんじょうの中に

噛むとぎゅっとした鮑の身の食感がいい感じです

 

 

お造りアコウと間人のウニビックリマーク

間人はカニだけではないのです(笑)

 

 

そして、生のウニの次は焼きウニ

甘い!甘いです!

これ以下でもこれ以上でもダメという

完璧な火入れメラメラ

 

 

 

そして、これは名作の一つに残る

穴子鮨

七夕の節句にちなみ

五色の短冊をイメージしています七夕

 

 

すべて穴子のお寿司です

左上から、五色の黒を表すタレ、

その横は白で白焼き、赤は梅肉で表現、

黄は卵焼きで、青は胡瓜

 

見た目だけではなく、どれも美味しい

短冊の五色は江戸時代からと言われていますが

古くは中国の陰陽五行説から来ています

それぞれの色に意味があり、

このように表現されたセンスに感動ですキラキラキラキラ

 

 

 

して、今回楽しみにしていた

宮津のとり貝

しかし、悪天候のため完全にあきらめていました

それが、なんと!!

届けられていました~あせる

 

 

例年より小ぶりですが、やっぱりおいしいラブラブ

この悪天候で漁に出ていただき届けてくださった

そのご厚意に感謝しかない

 

 

 

そして、炊き合わせは

「いも、たこ、なんきん」

 

 

色鮮やかな器に色鮮やかなお野菜と蛸タコ

赤いのは万願寺唐辛子です

 

こちらの器は二重になっていて

下には氷が入っています

 

 

蓮根、牛蒡、南瓜を包んだ鱧の揚げ物

 

 

 

 

 

 

〆のサザエご飯とアコウのあら汁

 

 

 

 

桃のデザートをいただき、

七夕満喫しました流れ星