ひな祭りもすっかり過ぎましたが
こちらのお料理でもう一度ひな祭りを
堪能させていただきました
鮮やかな黄色の器に菜の花と白魚
まだまだ外は肌寒いですが
春を感じます
桃の花が彩られた菱型の器
中は筍の木の芽和えと海老と空豆
春が詰まっていました
こちらは菱餅を模ったお椀
ピンクの部分は車海老
白は帆立
緑はよもぎ
見た目の美しさだけではなくお味もすばらしい
これは思わず歓声が（笑）
立派な三宝柑は二段になっています
上段は鯛、下段は帆立
塩がふってあるので蓋の部分を絞っただけで
十分においしい
三宝柑の香りが広がって
爽やかなお造りになっていました
白身のお魚が合うのでしょうね
そして穴子と車海老の蒸し鮨
ご飯には海苔、大葉、胡麻が仕込んであり
絶品蒸し鮨です
お待ちかねの石焼六品
熱々に温められた石が運ばれ
烏賊、馬のタン、ホワイトアスパラ
鮑、赤貝、みる貝
順番に焼いて食べるのですが
みる貝が美味しすぎて！
馬のタンも生より焼いた方が
味がいいですね
これは蛤の茶碗蒸し
蛤のお出汁がしっかり凝縮
中に胡麻豆腐が仕込んであるのですが、
それがまたよく合っています
〆のごはんは天丼
別盛で来るので
自分でカスタマイズ
もうお腹いっぱいと思いながら
半分はお塩で天麩羅のみ
残り半分は
しっかり天丼にしていただきました
そして完熟メロンと三宝柑とりんごのジュース
こちらの大将のメロンは
いつも完璧な食べ頃
その見極めがすごいです（笑）
最近、季節の移り変わりも昔のようではなく
食べ物は年中なんでも食べられて
季節感がなくなってきていますが
私はこうした場所で季節の行事や旬を味わうことができて
つくづく幸せだなぁと思います
もうすぐ桜が咲きますね
わざわざお花見に行かなくても
なにげない川沿いや
電車の窓からも
たくさんの桜が眺められます
日本が一番美しい季節です