『山地陽介』 祇園
フレンチのお店ではめずらしいオープンキッチン
今回はカウンター席をご用意していただきました
外観は京町屋なのですが
店内は明るくすっきりとした開放感のある空間です
美しいガラスの食器に色鮮やかなフルーツトマト
その上に蟹といくら
刻んだ奈良漬けが仕込まれています
器とトマトを引き立てるフォアグラのソースの色がすばらしい
ソースがおいしすぎてお皿に残ったソースを
最後までバゲットにつけていただきました
いきなりパン完食（笑）
こちら、鰻の下は大根と牛ひき肉ですが
香ばしくかつこってりとした鰻に
上に乗せた生姜がとても合います
お肉はポルト酒を使ってたのかな？？
和の食材がほっこりする一皿
前に置かれた瞬間、チーズの香りが広がりました～
奄美大島のアオリイカに温泉卵、
お皿一面にパルミジャーノ
全部を混ぜて食べたのですが
かなりしっかりとしたお味で
とても美味しい！！
ウキウキするレベルでした
揚げパンのような丸いパン
これは沖縄三大高級魚のひとつ「ハマダイ」
鳥節がベースで壬生菜のソース
一瞬お魚に鶏出汁は合うのか？と思いましたが
さっぱりとしたソースに仕上がっていました
壬生菜がいい仕事してますね
しかも、ハマダイの美味しいこと
しっかりとした味付で皮がパリッと焼かれ、香ばしい
ソースと菜の花の緑、ゆり根の白、京人参の赤
さわやかなビジュアルとお味でした
メインは北海道産のブランド豚「夢の大地」の
ロースを使ったお料理でした
付け添えはチコリー（アンディーブ）
ソースは二種 （見えるかな？）
黄色のほうはチコリーのピュレ、
手前の茶のソースは甘さのあとに
スパイシーがやってくるとのこと
そして、これが想像以上のスパイシー
口の中にインド（注：イメージ）が広がります（笑）
こちらの美しい薄桃色のあっさりとした豚肉を
このソースを絡めるのですが
一種類ずつも良し、両方を合わせても良し
３パターンの味を楽しめました
このスパイシーソースはインパクトありました
こちらの器も美しかったです
青のすりガラスのような・・・
そこにほうじ茶のデザート
お誕生日月だったのですが
「Happy Birthday」と
シェフが描いてくださいました
カプチーノと焼きたてフィナンシェ
いつ伺っても、気持ちのよい空間です
お店の作りもあるのですが、
外から見るイメージは
中に入った瞬間
いいた意味で裏切られます（笑）
奥のお庭にむかって
広々とした空間が広がり
仕切りのないオープンキッチンで
お料理が出来ていく様を見ることができます
スタッフの方もにこやかに
お料理の説明をして下さり
最後の焼きたてフィナンシェは
シェフがサーブしてくださいます
美しいお料理、美味しいお料理、素敵な店内
そして、お店の方の心遣い
これが揃って初めて心地良い空間になるのでしょうね
本日もごちそうさまでした