お正月気分もすっかり抜けた頃に・・・
こちらのお料理でまたまたお正月を満喫してしまいました
戌年にちなんだ器は・・・12年に一度しか使えませんね
赤貝のぬたと究極やわらかい優しい味の黒豆
そして、私が大好きな「大人の茶碗蒸し」と呼んでいる
このわた(ナマコの内臓の塩辛)の茶碗蒸し
これはもう感動モノのお味です
あのナマコの内臓だけに見た目はヤバいです(笑)
ナマコを初めて食べた人、尊敬します!
さらに内臓まで食べようとしたなんて・・・
そして、お正月に食べる花びら餅を模したお椀です
ふんわりかけられた薄衣のようなお餅の下は
海老のしんじょう
河豚の白子、身、皮を合わせたもの
この食べ方、美味しいですよ~
河豚は山口、白子は淡路島だそうです
生でいただくにふさわしいとてもいい白子でした
感動の一品・・・蟹の蒸し鮨
蟹は二段になってます
おいしくてほっぺたが落ちそうなレベル(笑)
こちらも見目麗しく、お正月らしいお皿ですね
左は自家製カラスミと大根、上は河豚の白子の味噌漬け、
右は平目の砧(サーモン、長芋、胡瓜)
河豚の白子の味噌漬けはいい感じの漬かり具合で
焼かれた外側は香ばしく中は熱々とろとろ~
そして焼き物は天下ののどぐろ
もう文句なしのお味
皮がめちゃくちゃ美味しい・・・
こちらのぐじ(甘鯛)の菜種蒸しもすばらしいお味
私の大好きな蕪蒸しの春編といった感じでした
菜の花が出てくると春を感じますが
最後の最後に春を演出
〆は河豚飯
まずはそのままでいただき、次に薬味とポン酢
さらにお焦げのところをお代わりしてだしをかけていただきます
河豚飯をひつまぶし風に三段階の食べ方を楽しむ感じで
デザートは苺のムース
今回のお料理も感動ものでした
どれもぬかりなく、すべてが美味しい
大袈裟ですが、生きててよかったと思ったくらい(笑)
またこれで明日からがんばろう!と思えます
「食べること」、「食べられること」・・・大事ですよね
やはり食は生きる意欲や命に通ずるものなのだと思います
美味しいものをいただくと
ただただ単純に元気になれます
今年も一年健康で「美味しい」と思えるものを食べられますように
伏見稲荷に行ってきました
人は多かったです~