先週、米労働省から11月の雇用統計(季節調整済み)が発表されました。
失業率は10・0%となり前月より0・2ポイント改善しました。
2カ月連続で10%を超えた状況がつづいていますが、今年7月以来4カ月ぶりに改善しました。
しかし、内容を見てみますと、景気動向を敏感に反映する非農業部門の就業者数が前月比で1万1千人減。そして、逆に改善したのが、医療関係とプロフェッショナルサービス、そして、サービスプロバイダーです。
簡潔に推測しますと、多くのサラーリーマンが失業して、病気になり、病院通いの人が増えた。また、人々の心が荒んで、いろいろな問題が多発し、弁護士や会計士などの専門家が忙しい。そして、失業した人達は、新しい仕事に就くのが難しいので、簡単なサービスの仕事を個人事業主として行う人が増えている。
こんなところでしょうか? 0.2%改善したといっても、あまり、良い感じはしませんね。
さて、次にチャートを見てみましょう。
今回、0.2%改善したことで、直近のトレンドライン(黒点線)を切りました。
これは、いい兆しです。 今回の統計も内容は良いものではありませんが、今後の重要ポイントは、非農業従事者の改善と次のトレンドライン(赤)を抜けることです。
これが、実現すると、冬至を過ぎたと考えることができます。
