まずはこちらの「奇跡とは時間の節約法」を読んでくださると、奇跡に関する基本的な概念を書いてありますので、さらにわかりやすいと思います
さて、それではどうすれば奇跡を経験できるのかということです。
それには4つのステップがあります。
1、自分には今、奇跡が必要だと自覚すること
2、奇跡を経験したいと積極的に願うこと
3、奇跡を経験させてくれるようお願いをすること
4、奇跡を経験すること
一つ一つのステップを見ていきましょう。
1、自分には今、奇跡が必要だと自覚すること
当たり前のようですが、これ無しには始まらない一番大切なステップです
簡単なようでいて少々難しいステップでもあります
奇跡というのは「自分のものの見方、とらえ方、考え方が変わること」だということはすでに述べました
ということは
「自分には今、奇跡が必要だと自覚する」
というのは
「自分には今、ものの見方、考え方、捉え方を変えることが必要だと自覚する」
という意味になります。
私たちは問題の渦中にいるとき、自分ではなく相手や環境が変わることが解決への道だと思ってしまいがちです。
そんな思いを手放して「相手や状況ではなく、自分のものの見方、考え方、捉え方の変化こそが必要だと自覚することが奇跡への第一歩」です。
2、奇跡を経験したいと積極的に願うこと
「経験したい」という意志
奇跡を経験するにはこれがどうしても必要です
なのですが
自分の考え方ではなく、相手が(世の中が)悪いと思っているとき
自分の考え方やものの見方ではなく相手や世の中の方が変わるべきだと思っているとき
それらをコントロールしようとしているとき
なかなか「奇跡を経験したい=相手や世の中ではなく、自分自身のものの見方、考え方、捉え方の方をこそ変えたい」と思うことはできなかったりします
ですが「そうしたい」と望むこと、「問題を解決するためだったら、それをも受け入れたい」と願うことが、どうしても必要です
時と場合によって、簡単にそういった思いになれる時もあれば、難しい時もあるでしょう
でも抵抗する期間が長引いても、結局は自分の心以外のものはコントロールできないのだとはっきり認識する、つまりお手上げ状態になると、遅かれ早かれ奇跡を求める思いは出てくるでしょう
*ここまでのまとめ
ステップ1「奇跡が必要=自分のものの見方、捉え方、考え方が変わることだけが必要なんだと自覚すること」
ステップ2「奇跡を経験したい=自分のものの見方、捉え方、考え方を変えたいと積極的に願うこと」
3、奇跡を経験させてくれるようお願いをすること
お願いをするって誰に?
これについてはまた後日詳しく見ていきますが、とりあえず今は「自分の中のもう一人の自分」だと思ってみてください
どんな自分かというと、例えば人に親切にした時に、幸せになる、優しく、満たされた、心が軽い時の「あの自分」です
誰でも経験のあることだと思います
別の例えを挙げるなら、晴れた気持ちのいい日に、ふと幸せを感じる、嬉しい気分になる、感謝が自然と湧いてくる「あの自分」
何かをゲットしたわけでも、嬉しいことが起こったわけでもないのに、清々しく満たされた気分になる「あの自分」です
「あの自分」になっている時、すごく気分がいいですよね
イライラしたり、焦っている時、悩んでいる時など「あの自分」の存在を忘れてしまいますが、「あの自分」は消えずに、私たちの中に常にいます
誰の中にもいます
「えー!あの人の中には絶対にいない!」と思えるような人の中にも、ちゃんといます
表面に出てきていないだけなのです
私たちが恐れや不安、イライラ、固定観念や思い込みに囚われている時、それらが邪魔をし、考え方や視野を狭めて、「あの自分」の存在を忘れたり、見失ったり、「あの自分」にアクセスできなくなっているだけなのです
でも「あの自分」は確実に誰の中にも常に存在していますから、自分の中の「あの自分」に向かってお願いをしてください
わかりにくいですか?
なんとなく、想像してお願いすれば十分です
4、奇跡を経験すること
これも当然のことのように思えると思います。わざわざここにステップとして入れる必要があるのかと思われるでしょう
必要があるから、入れています
奇跡を望み、奇跡をお願いしたら、奇跡を経験することを必ずゴールにしてください
つまり、「相手や状況の方を変えようとする」ところに戻らないで、奇跡を、自分自身のものの見方、捉え方、考え方の変化が起こることを望み続けてください
「あの自分」にお願いしっぱなしで忘れないようにしてください
忘れずに、望み続ける、お願いし続けることだけが、成功への道です
もちろん、一度お願いをしたらずっとそのままお願いし続けることは難しいでしょう
なんども、「相手や状況の方を変えようとする」ところにも戻ってしまうでしょう
それでも、またお願いに戻ってください
行ったり来たりしてしまっても、大丈夫です
行ったり来たりしつつも、奇跡を経験するまで、諦めずにしつこく望み続けることが肝心です
そうやって、奇跡を経験する体験はとても貴重なものです
直面していた問題に対する解決法でもあるし、それに
奇跡を望み→お願いしたら→本当に奇跡を経験できた
という経験を積み重ねて行くことが、「奇跡は本当に起こるんだ」という信頼を深めてくれるからです
信頼が深まると、どんな状況の中にいる時でも「奇跡は必ず起こるんだから、今回もきっと大丈夫」と、行ったり来たりから、お願いに戻るのがラクになるからです
以上の4つのステップについての説明をもう一度、今度は、今あなたが抱えている問題を思い出しながら読んでみてください
その問題について相手や状況が変わることを願うのではなく、自分のものの見方、捉え方、考え方が変わるよう、つまり奇跡が起きるよう、自分の中の「あの自分」にお願いをしてみましょう
今まで、相手や状況を変えようとすることが多々あった私たちにとっては、これは全く新しい、問題へのアプローチの仕方です
お願いをしたら、奇跡は必ずやってきますから、それを信頼して待ちます
待つだけですが、これもなかなか難しいプロセスかも知れません
繰り返しになりますが「信頼して待つ」というのはつまり、相手や状況をコントロールしようとするのを一切やめることです
なかなかハードですね
以上か奇跡を経験する方法です
これだけの説明で、奇跡を経験できる人もいらっしゃるでしょう
「あの自分」は実は奇跡についてちゃんと知っていますから、この4つのステップを覚えておくだけでも、奇跡を経験するには十分です
疑問もたくさん出てくると思いますが、また少しずつ書いていきますね
ご質問などありましたら、ぜひコメントをください
やってみてくださいね!
直接いろいろ聞きたい!という方は「東京ACIMサロン」へどうぞ。