この画像↑の文字が、今日はちょっと小さくなりました。。。
今回は「エゴのリスト」についてです。
この図のブルーの部分であるエゴ。
エゴは、愛ではありません。
エゴの世界には愛はありません。
だから、エゴに意識を置いている時、私たちは愛を欲しがります。
だって、ないんだもの。
幸せになりたがります。
だって、幸せじゃないんだもの。
なので、いろいろと情報をあつめ、どうすれば幸せになれるか考えています。
情報源は「自分の外側の世界」
つまり「見たもの、聞いたもの」です。
様々な情報の中から、自分を幸せにしてくれそうなもの（⭕️印）と
逆に不幸にしそうなもの（❌印）をより分け、リストにしています。
エゴ特製「⭕️❌リスト」です。
このリストは、エゴが独自に制作した、世界にひとつのものです。
同じリストは二つとありません。
世界にひとつきりの、完全オーダーメイドです。
例えば私のリストと、あなたのリストは、同じではありません。
私は私の生まれ育った環境、国、家族構成、身体の状態、経済状況、言語、文化、時代背景、風習、経験、考え、ものの見方、などなどから、「これは私を幸せにする。これはしない。」と、より分け、このリストを作り上げてきました。
私と全く同じ環境で、同じ経験をしてきた人はこの世に一人もいないので、私と同じリストはどこにもないということです。
さて、エゴはこのリストをどのように使うか。
もし、私のリストの⭕️印の中に「結婚」というのがあったとしたら、❌印の中に「未婚」が入ります。
すると大雑把に「結婚している人＝幸せな人」「未婚の人＝不幸な人」という振り分けができます。
そして私は結婚するまで、自分のことを「欠けている存在」として見ることになります。
では、結婚すれば「欠けている存在」でなくなるかというと、次の「ゲットしなきゃいけない⭕️」がもうすでに現われているので、やはりまた「欠けている存在」です。
リストには無限に項目があります。
人生が「⭕️をできるだけ増やし、❌を消していくこと」に費やされることになりますが、このリストには終わりがないので、どこまでいっても「完璧に満たされた幸せな自分」にはなりません。
頑張れば、たくさんの⭕️をゲットできるでしょう。
たくさんの❌を取り除くことも。
でも、ひとつ⭕️をゲットしたら、またゲットしなくてはならない⭕️が
ひとつ❌を取り除いたら、また取り除かなければならない❌が現われます。
死ぬまで頑張っても、リストが完全に⭕️のみになることは決してありません。
今までだったそうでしたよね？
頑張って⭕️をいっぱいゲットしてきました。
❌も、取り除いてきました。
でもまだまだ、なんとかしなきゃいけない⭕️❌が、山ほどありますね。
⭕️❌リストに取り組んでいるうちに、人生は終わってしまいます。
つづく。
次回は「人間関係の中での⭕️❌リスト」です。
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