岩合光昭さんの「生きもののおきて」という本には面白いことがたくさん書いてあります。
その中に、
「象は家族ごとに作法や伝統がある」
というのがあります。
象は家族単位で群れを作るのですが、その家族単位で作法や伝統といったものがあって、草の巻き方や泥の払い方など、群れによって違うんだそうです。
これって、象の家族の「文化」なんでしょうね。
草の根についた泥を体にぶつけて払うやり方とか、鼻で振り払うやり方とかが家族によって違うとのことでした。
これが文化や伝統ならば、子供は大人たちのやり方を見て真似ているということですよね。
「真似る=学ぶ」
からすると、象の家族は子供が大人を見て学習していることになります。
人間の子供が大人のやることを真似して「言葉を学習する」のと同じような気がします。
そういえば、ライオンなんかも親が狩りをすると、子供たちはそれを見て学習するようだし、他の多くの動物たちも親のやることを見て学習している場合が多いように感じます。
この 「学習する」 っていうのは、動物の共通の本能なんでしょうね。