パンの見た目は揃っていて、綺麗で美味しそうに見えるのがいいし、作るほうも丁寧に作って美味しそうに見せる努力はもちろん大切だと思う。 自分の経験ではパンが綺麗なお店は=美味しい店が多いのだけど、ただ必ずしも見た目=味ではない場合もある。 生地によっては硬く仕込んだ方が形も揃って綺麗にできるのだけど、軟らかく仕込んだ方が形は劣るけど美味しいというものがたくさんあるし、「ここの店はパンの見た目は綺麗だけど作ったパンを全然食べてないじゃないか?」と疑いたくなるような店もたまにある。 すごく見た目が綺麗で美味しそうなのだけど食べたらがっかりという経験を今まで何度かしたことがあって、見た目が綺麗な分美味しくないとそのギャップで余計に印象が悪い。 それよりは見た目はあまり良くないけど食べたら美味しいほうがまだいい。 最近デニッシュの飾りなどもケーキのように凝る傾向にあるのだけど、それも味あってのことであって、飾りばっかり凝って味をないがしろにしていたら何の意味も無いと思う。 ただやっぱり食べ物は見た目も大切で、ある講習会でお客さんがパン屋でパンを買うとき、雰囲気、パンの種類、パンの見た目、情報など選んで買うまでで70%満足(そこでは脳が喜ぶと言っていた)し、味での満足(脳が喜ぶ)は30%位だというデータがあると言っていた。 それだけ店の雰囲気、パンの見た目等が大事ということだ。 忙しさに流されて成型が雑になりがちな自分に喝を入れて、また扱いにくい生地でも勿論綺麗に作るように努力しつつ、昔、調理師学校時代の居酒屋のバイト先のチーフによく言われた 『一番好きな彼女を頭に浮かべて、彼女のために作る気持ちで作れ!」 を思い出し(今は買ってくれるお客さんの顔を浮かべつつ)パンを作らねばと思う。:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
