青空美容室☆彡　Part６！！　～胸臆～

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川越のヘアケアリスト
タカハシリョウ　の　ブログ☆彡　

Vol.２６２！！！

おかげさまで最近はたくさんのお客さんから

予約をたくさん入れて頂いてます☆彡

１週間程余裕を持ってご予約いただけると

ご希望の日にちに添えられるかと思います☆彡

よろしくお願いしますヽ(*´∀｀)ノ

2014年も笑顔があふれるお店を創っていきますヽ(・∀・)ノ

川越で１番楽しい美容室に、綺麗になりに来てください！！

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やっほーーい、風のりょうどぇーーーすヽ(*´∀｀)ノ

過去に類を見ない長期連載の予感・・・

みなさん、さいごまでお付き合い頂けましたら

心より嬉しく思います☆彡

そして、初の３日連続でアクセス件数２０００件突破しましたヽ(*´∀｀)ノ

みなさんのおかげです、ありがとうございますヽ(；▽；)ノ

まずはこちらを読んでくださいね☆彡

「青空美容室☆彡」
「青空美容室☆彡　Part２！」
「青空美容室☆彡　Part３！～到着～」
「青空美容室☆彡　Part４！～訓辞～」
「青空美容室☆彡　Part５！～事件～」

ではではスターットーーー！！

ボランティア開始前の最後のミーティングで、
運営陣の様子もなんとなく分かり、

失礼なくここまでこれた奇跡に喜びを噛み締めました。

そして慌ただしさを増す会場の外。
かなり多くのお客様が集まってきているとの報告を受けました。

何気なく周りを見渡すと・・・
会場には本当に多くの美容師さんがいました。

（みんなどこからきているんだろう・・・）

そんなことをふと考え、みんなが用意してきたカットクロスを見澄ますと・・・

都内の有名サロンの名前が多く見られました。

多くのサロンでは、カットクロスに自店のロゴや店名を入れているのです。

雑誌やヘアカタログにバシバシ掲載されている、
そんなサロンに所属している人もたくさんいました。

正直ぎょっとしました・・・

（あれ、ひょっとしてぼくちん場違い・・・？？）

一瞬たじろぎましたが、ここまでくれば関係ない！

弱気な心を一喝し、自分にできる最高のパフォーマンスをしよう！
そんなことを考え、いよいよスタートの時刻になりました。

「それでは開始します！！」

どこかでそんな声が上がりました。

沸き立つ緊張感！

続いて・・・

「最初のお客様です。だれか担当する人は？？」

そんな声も上がりました。

緊張に打ち震えていた風のりょうは・・・

「はい！！」

と手を挙げ、お客さんに駆け寄っていました。

普段控えめでおとなしい性格のぼくちん(/ω＼*)

自分でも驚きましたが、もうここまでくれば
出てくるのはアドレナリンしかありません。

温度の汗と、緊張の汗と、興奮の汗で

脇の下は大変なことになっていました((((；ﾟДﾟ))))

最初のお客さんはミセス世代の女性。

用意された席に座って頂き、カウンセリングを開始。

お互いに相当の緊張感を持っていたと思います。

当時参加していた美容師さんの数は約５０名。
都内を中心として腕を鳴らしている現役バリバリのプロ達。

まだ手の空いている人も多くいて、そんな人たちからの
視線を強く感じました。

より緊張感が増していく・・・

このままではいけないと、先の森泉さんの言葉を心で反芻してみる・・・

美容を通して、心のケアを・・・

一度小さく深呼吸をし、鏡越しにお客さんの顔を見る。

不安そうな顔・・・

（笑顔になってもらいたい）

それは、美容師としての原点・・・

施術が始まり、プロとしてのフィールドに立つ。

お客さんの表情も緩やかになり、
思っていたよりも普段と同じ印象を受けました。

「あれ、心のケアなんて少し大げさだったかな・・・」

そんなことさえ感じてしまいました。

そして色々な話をしました。

お客さんが住んでいた街のこと・・・

参加している美容師たちのこと・・・

今後の不安・・・

家族のこと・・・

詳細は時の狭間にしまってきいますが・・・

住んでいた街のお話をしている時、

懐かしそうに目を細めながら話してくれた

優しい顔は今でも心に焼きついています。

そして・・・

カットも終わり・・・

創ったスタイルの説明をし、

鏡越しにお客さんの顔を見る・・・

顔の位置を左右に動かし、前、横、とスタイルの確認をしていました。

「こんなにきれいにしてもらったことないよ、流石だね！」

笑顔で言っていただけたことが心から嬉しかったです。

クロスを外し、首についた細かな毛を払いながら
もう一度鏡越しに顔を見ると・・・

少しうつむいたような沈んだ表情が見えました。

「なにか気になるところがありますか？？」

せっかくだから、気の済むまでカットさせてもらおう・・・
そう思って声をかけました。

そうするとお客様が戸惑ったように口を開きました。

「久しぶりに楽しい時間だったから、なんだか寂しくて・・・

声出して笑ったのなんかあの日以来かもしれなくて・・・」

言葉が、

出ませんでした。

笑顔の裏にあった胸臆に納められた大きな不安・・・

それを見せまいとする優しさ・・・

美容を通した心のケア・・・

もしも、あの人にもう一度会えるのならば

聞いてみたいことがあります。

「あの日、あの場所に来て良かったと思ってもらえたでしょうか？

あの場所に来る前よりも、心が軽くなってお帰りいただけたでしょうか？」

と。

一番最初のお客さんと