2025年8月13日 水 | Never stop exploring

Never stop exploring

きょうも どこかで よい旅を

北欧は首都でもどこでも静かでゆったりしているのがいい。人口が少ないから、交通量も少ない、渋滞も起きない、車内も混まない、喧嘩も起きない(笑) 静か。


それでも公共交通機関や必要なものは必要なだけそろっている。逆に、必要じゃないものが無いのだ。


だから駅に改札が無い。基本みんな守るのだろう。抜き打ち検察はもちろんあるけど。信号も必要なところにだけある。自転車と歩行者道は完全に独立して確保されている。走りやすいから自転車利用者がとても多い。健康にも環境にも良い。


シンプルな生活水準。シンプルイズベスト。便利なものは、なくてもいいもの。この国の人々は、本当の豊かさを知っているようだ。私はスカンジナビアはレゴやIKEA等のイメージしか知らないけど、機能性とデザイン性の両立が生まれている背景に納得。


静かで東京の地下鉄みたい でも人が少ない















そしてあの奥に秘めた、優しい眼差しの、しずかな、それでいて自然体で飾らない人々の空気には そういうものが滲み出ている。


ストックホルムは 思っていたより大きかった。コペンハーゲンやヘルシンキと同じくらいと思っていたからだ。今回もあまり事前にリサーチせずに、行き当たりばったりを楽しもうと思っていた。


そしてやはり美しい。

空も海も青く、そ降り注ぐ太陽にキラキラしている。リリコ姉さんがいつも言ってた、ヘイヘイ!が挨拶。一見シャイな人たちだが、壁も無い。目を合わせると誰もが優しく対応してくれる。






ストックホルム空港には朝7時についたので時間があった。日が長いし、ほんとに1日が長く感じる。実際、白夜だから長いのだけど 笑


直通バスが高いから、チャットGPT頼みで、空港から市内まで節約コースで調べたら出てきた。一旦バスで電車駅まで行けば、空港料金が取られないらしい。その通り、ローカルバすと電車の組み合わせを選んだ。直接スマホをかざして、バスの運転手さんに言って生産する、ところが、請求が0.09€  =15円 ??75分と表示された。どうやらここから75分間は同じ料金で有効という、ヘルシンキと同じシステムとみた。


しかしこの後、バス降りて電車に乗り換える時も、そのまま改札通ると時間がちゃんとカウントされていて、62分と出た。けど料金請求はさきほどの15円のまま。一体なんのエラーだ?笑

本来は4.4ユーロくらいかかるらしいけど。こないだのエジプトのオンボロバス並みに安い!なんか ラッキー 笑


カフェでトマトスープを頼んだ。街中はたくさん観光客がいるけどなんか平和な雰囲気だ。ウォーキングツアーが人気らしく、そこかしこでみんなガイドさんに歩いてまわってる。またいつもの着いてすぐはなぜか孤独を感じるのに、半日歩いてたらすぐやわらいだ




最終的に歩きのみで観光していたらとんでもない距離になった。休憩したい頃に現れたカフェの雰囲気にビビッときて入ると、テーブル席は1人の人中心に埋まっている、どうしようかと思ってると、瞳の奥に静かな優しさが溢れるおじさまが、うんどーしたどーした?と言わんばかりにヘイ とわたしに耳を傾ける。イケメン。いけおじ。






そのまま良さげなカウンター席に座る。なんだか久々だ。イタリアのバルスタイルみたいでいい。時計、ランプ、装飾品、アンティーク調な調度品がゴージャスだが、店自体はいたってシンプルでそのバランスもいいたまごが置いてあるのもかわいい。常連さんらしき人たちも多く、楽しそうにイケおじと会話している。


レモンタルトと、カフェラテを頼むと

目の前でお姉さんがミルクを注いでくれた。サラッと綺麗なラテアートのショー。心がほっとするサービス。飲んだそれはあまりにもクレマがまろやかでおいしかった。人生で一番美味しいカフェクレームだったかもしれない。


値段が書いてないのがいいし、値段を聞かないで頼むスタイルは信頼とかっこよさがあり好き。

出てきたものだけを味わい、Googleのコメントも見ない、事前情報なし、自分の感覚だけで刻む時間。期待しないから、未知な体験。


30分くらいゆっくりしてエネルギーチャージ。ローズマリーでもふらり入ってくるまさに今日の私のようなお客さんがいるけど、自分もお客さんにこういう経験を提供したい


キキがトンボを助けてそうな市庁舎に寄り




魚介のならぶ美味しそうなフードコートに寄り、ミートボールを買って一度ゲストハウスにチェックイン、風呂入って、また外に出て 芝生でご飯






男女共用、若者たくさん、狭いし、大丈夫か?とテンション下がりかけたが、すごく居心地良かった。チェックインはスマホで、そのままスマホにきたコードがカードキーになる、土足禁止だから綺麗、そして土地がそうさせるのか、心配をよそに、すごくみんな静か。ラッキーなことに、端っこの一番居心地良さそうな、窓の前の2階側ベッドだった。他も結構年齢上の男性ばかりだったが、これはフロントが気を利かせて年齢ことに部屋振り分けてんだろうか 笑 偶然だろうか 笑


前日もヘルシンキのサウナでフルチン男性に囲まれて汗を流した。もはや共用部屋はなんでもない 笑


男性たちもイビキ全然かかなくて静かだった 笑

シャワーも私が最初に使ったから綺麗だった。


おかげでこちらは爆睡。