学校が無いことで学校があった時より夜更かししてまたあまり寝てないと言う悪循環。
金曜日だから、いつも通りお茶してるマークとウベールに『コンニチハ』と挨拶して出勤。
賄いめちゃうまかった。サーモン、甜菜とホタテのサラダ、シェフのマッシュポテト。
ルナが最後の一つのキャラメルのヨーグルトを食べたことでニナが激怒。いつもバニラなのに今回に限ってなぜ私の食べようとしていたキャラメルを取ったんだ!ともう親子喧嘩のようになり わたしゃ1人で爆笑していた。
ローズマリーは うるさい。
今日は団体に加えて他のお客さんも次々とですごく難しかった。
私の担当した外国人の2テーブルが、おすすめの料理頼んでくれたのは嬉しかったが、問題は、まさかの両テーブル共に前菜をひたすら拒否。3人なんだから、一皿くらいなんでもないだろうと思うのだが、かたくなに拒否。でもピジョンはまじで時間かかるから無理って思い、シェフに確認したら前菜取らないならピジョンは出さない と言い出す始末で、お客さんと両挟み。
スペシャルなので、1時間くらいかかりますけどと言ったら、じゃあ考えなおす と言い、その後なぜか前菜は取ってくれたが、予算がオーバーするのか知らんが、今度はメインを変えてしまった。
ま、とりあえず丸く収まったが、次のテーブルもアントルコート頼んでくれたは嬉しいが、頑なに前菜は拒否。3人いても、1皿もシェアしないと。シェフに時間きいて、申し訳ないけど調理に時間かかるのと、団体さんもはいってるから、30分以上待ちます と断った上でオッケーと言ったからそれで終了。なぜかパンは無いのかとか言い出すし、前菜にパンなんてありません。
男が最悪で、何一つドリンク頼まないで水道水でいいと言い出すし。ディナーくらいは最低1ドリンクくらいはマナーで頼んで欲しい。
なんだか申し訳なかったのは、女性がサイダーと言うから、炭酸のトニックウォーター出したら、全然美味しくなかったみたいでほとんど残していた。嫌いだったら言ってね とは言ったものの。
ま、全部食べ終わってたから良かった!今日は焼き加減もうまくいったし。
あとは終盤急に怒涛の空気の中でやらかした。大好きな常連様に対して、そもそも請求を子羊とアントルコートを間違えた上に、伝票を逆さから読んで 127ユーロを172ユーロでカードを切ってしまった。しかもそのタイミングでレシートの紙もなくなり バタバタ。ニナがすぐ直してくれたし優しい常連様だから助かったけど。まじであの2人大好きで、なんであんなに優しい目で私を見つめてくれるのだろうか。そしてカード請求時に冗談でカルトヴィッタル、保健証を出してきて超ウケた。そんなこんなしてたら間違ったんだが、唯一、間違いにすぐ気づけて良かったのと、何度も言うが、あの常連様で良かった...。
常連多いからニナが話しまくりで、途中あらゆるテーブルのお客さんと目が合う(つまり 目が合うということは、そのお客さんは私にお会計やデザートや 何かを頼みたいと言うこと)からちょっとドキドキ。
あとは最初に飛び込みで来たアメリカ系のおひとり様マダムが、まじで超喜んでくれて嬉しかったわ!見た目が前の語学学校のジムの人にそっくりで笑えた。ありゃ絶対先祖同じだわ。
同じく、ドイツ人のお客さんも、私の親友シャーリーと同じ系統の顔していた。最近はこうして、ほんとに昔は先祖同じだろうな と思う人たちが多い。だいたい見分けがつく。
して、いろいろ大変だったわけだが、最後に来た、ベルギーかな のお客さんが、一見喋り方とかなんか変わってて変な人かと思ってしまっていたら、すんげーーーいい人たちで、私たちをすごく観察していたみたいで、ニナのことを、あなたの情熱と心のこもった仕事ぶりは素晴らしい と言ってくれてて、なんか私が嬉しくなった。ついでに私を日本人とわかると日本語で話してくれた上に、たくさん日本のことも話してくれたり、私のことを聞いてくれたり、とにかくハートのあたたかい素敵な人だった。1日の疲れが一気に飛ぶほど癒された。
例えるならば、わざと庶民に混じって、世界を回って、いろんなことを達観して見ているような 見た目からはわかりづらいが、ブッダのようなそんな雰囲気の人。
あなたたちは家族のようで面白いですね と言ってた。
アクセルとニナは年齢も雰囲気もよく親子に間違えられるみたい。私は明らかに違うから 友情出演だがな。