今日は学校が自由参加のお花見。
有名なCeaux公園だから、前から噂で桜が綺麗と聞いてて行きたかったが、翌日に元々日本語ボランティアで同じ場所でピクニックだったから、今日は行かなかった。
ゆっくり寝て起きたが、ダラダラして時間過ぎて やはり時間はあればあるほどただダラダラするだけ 笑
化粧水をてきとーにしてサボってたら、肌が荒れてきたので、薬局へ。激混みすぎて時間帯が悪かったが、定番アベンヌにした。すごく安い。
ところで、テラスを設置して、今日は午後日差しがすんごく強く、目が痛い。皆サングラスとか、ジャケットをかかえて、キャミソールとかで歩いてて、ローズマリーも、出勤と同時に、いつもの金曜日に来るおじさま2人のマークとウベールがお茶してて、そのほかも通りすがりに喉乾いた人たちがたくさん。
スペイン系のお客さんが、賄い食べてるシェフの横を通ろうとして、シェフが『オー! ソーリー・ピラフ!』と言ってて爆笑
リ は、お米の意味で、リ・ピラフは いわゆるピラフのこと。
この言い方好きだからパクろう。
そのまま開店に突入し、あろうことか、いつの間にか同時に予約が入ってしまって40超え。今、シェフとルナの2人でやってるのに、こりゃまずい。予約は手動でいつもニナがブロックしているので、こういうのもありえる。
しかも、2人1組ばかりでほんとにきつかった。19:30から絶え間なく入ってきて、よくやったわ。私が担当したアメリカ人の男性が、1人来店で、メニュー置くと同時に、最初からシェフの6品メニューゴリ押し希望。げ!って思った。正直、この状況で、1人のテイスティングメニューは厨房への負荷多すぎる。大変にもうしわけないけど、お断りを入れたら、このために来たらしくて、理由を聞かれて、こちらもなんとも言えず、今日は2名以上じゃないとやってません となんだか曖昧なことを言ってしまった。
不満そうではあったがいい人だったので、なんとか納得してくれ、注文取りに行ったら、『自分でコースメニュー作った』とかわいいことを言ってくるから、尚申し訳ない気持ち...
よりによって彼はタイミングが悪かった。いい人なのに...。
いろいろ楽しみたい人だったようで、前菜を2品も、頼み。メインを一つ。さらにチーズ。それぞれのメニューにワインをペアリングして欲しいというので、スタートだけニナに頼んだが、あとはもう、私の独断と偏見で、選ぶというてきとーな状況。にもかかわらず彼はゆっくりと堪能してくれていた。あー こんなにも堪能してくれる人なら、ますますコースメニューができなかったことが悔やまれる。
最初に私が、『今日は50人も予約が入っていて..』とか中途半端な言い訳したからか、彼は途中、早めに席を開けた方がいいの?と気にしていて、いやいやとんでもない!席はたくさんあります!どうぞゆっくりしてください と言った。
食後酒まで高いの頼んでた。最初に来て最後に帰って行った。1人で148€の支払いを、チップ込みで160€も払ってくれた。私のあんなつたない対応に、ほんとにありがたいやら、申し訳ないやら。希望通りにしてあげれなかったのが、やっぱり自分のせいじゃなくても最後まで尾を引いた。
私もこんなふうにいつまでもネガティブにいずに、ニナみたいに最終的にお客さんに笑って帰ってもらえるようなサービスができればいいのだが。
ニナは途中、なぜあれやってないの!これやってないの!と常連さんの前で頭ごなしにいろんなことを言ってきだが、あんな状況は全員がそれぞれ2つ3つ同時に対応してるんだから、誰のせいでもない。私からしたら、なんのこと?って感じである。常連さんが会計待ってたから、私は言い訳も喧嘩もしなかった。
つーか、いつもお世話になってる常連さんだが、混雑日はたまにめんどくさい時がある。注文せかしてくるとか、そもそもブロックしてても電話してこられると、ニナも常連さんはなるべく断らずに予約受付けるので。でもってニナがそのままテーブルで話し込んだりとかするから オペレーションに響く。
とはいえ、メニュー持って行った時になんか嬉しくなっちゃったのが、ムースオショコラのエリック。彼は人見知りチックで 私のことは特にスルーだが、私は結構好き。なんか 全然愛想無いのに、仕草がお茶目だ。
そしてかならず日替わりメニューを上から下まで選んでくれるから ラク。
エリック、というよりは連れの、あたり可愛く無い彼女らしき人が、2回もデザートせかしてきたから、なにがあったの?と言われ、正直に、料理人が足りなくて と言ったら、まあわかってくれたが、あのいつものお連れの彼女があまり私は好きじゃない。感じ悪くないけど、よくも無い。
ま、常連さんは皆いい人なんだが、最近はなんか、みごとに私もフランス人のめんどくさいところとか、違いが見えるようになってきてしまった。ニナが強いしやりくり上手だから、みな、大人しく礼儀正しくしてくれるけども。
なによりも個人的にエラーゼロで、さらにシンプルな注文が取れたからよかった...
今日もシェフとルナは凄すぎる。てか、ニナも、みんな。
月曜日にきて、また来てくれたらオーストラリア人が超喜んでて、救われた。その人たちも、6品メニューで、ニナがシェフに げ!って嫌味言われてたが、もちろん誰よりも経営者の2人はお客さんの希望に答えたいプレッシャーなわけだし、フラストレーションです。
やー 大変だった... 終わった...。