パッキンが消耗したらしく、シャワーのジョイントから水が漏れ、たくさん無駄に流れてしまいもったいない。
大家に相談案件かと思ったが、入居時にオヤジの金物屋で購入しておいたパッキンセットを駆使したら 直せた。
今回も外因究明に時間がかかり諦めようと思ったが また直せたわ。経験値アップ。
固定費の見直しは定期的に行わなければなりませぬ。
フランスの電気契約の仕組みは、予めその世帯で予想される電気代を毎月定額で払い、1年ごに差額を精算するらしい。
なぜか私は最初に月60ユーロも取られて、大家に言ったら、それは高すぎる、最大でも50ユーロでしょ という助言を受け、早々と50ユーロに再更新。
ここまでの数ヶ月の実績はだいたい30-35ユーロで推移しているため、更に下げてみようとマイページ覗いたところ、実績がある場合は簡単に平均値に変更できるようになっていた。
しかもその平均値がまじな平均値で 37.83という計算にされました。
ワンクリックで変更完了。
これまで50ユーロ引かれていたものが37.83ユーロになるだけでもデカい。
しかし便利だわ。ネットの契約。
大好きなオペラのブックオフへ行ったのは、坂の上の雲があるのを期待したからだ。コテンラジオのおかげと、フランスにいることで日本人として日本をもっと知りたい、世界の歴史も知りたいという欲求が過去一強くなり、義兄に勧められたNHKのドラマと共に 司馬遼太郎の本を読みたかった。
本は無かったが、別のたまたま見つけたこの本の作者のプロフィールが、パリに留学していたと書かれていて親近感がわき、1ユーロなので買って帰った。だから古本はいい。
今のところ、この本がいいのは、描写を読んで景色を想像するだけ。物語に大きなオチが無いので、ただ文字を読む心地よさがある。
そして帰ってNHKオンデマンドで坂の上の雲のドラマを見始めた。月990円かかるが、このためだけと考えたら安い。制作費をかけているだけに、大変見応えがある。こんなふうに歴史ドラマにはハマれるのは、仁以来だろう。
1話目から目頭が熱くなる場面が多かった。日本が近代化し、西洋と対等になるまでの様子は、フランスに日本人として住んでいる自分の胸にグッとくる。
歴史を学ぶって なんだか素晴らしく豊かな時間だ。