8月8日(木) | Never stop exploring

Never stop exploring

きょうも どこかで よい旅を

4日目にして朝型生活に慣れてきた。

仕事遅いから心配してたけど、それをよそに快適。

今日はよく寝れたし。


洗濯機の無い生活もすごく気にしてたけどランドリーが近くにあり特に苦にならない。


去年からここまで、心配事は見事に解消されて結果オーライになっている。


日本での家や職場の居心地の良さにずっと変化無しの生活が続いてたけど 登山で天気に適応するように 新しい場所でいかに順応して自分の快適な環境を作り出すか 自分にとって楽しいものや気持ちいいポジティブな面を見出すか が面白くなってきた。


今のアパートも、学校も、そういうふうに適応できてる。


学校の子達、現代子だから控えめで、休み時間なんかは1人でスマホ なんだけど

私が話してたらいろいろのってきてくれて、雰囲気変わって嬉しかった。


今日もチャリで滑走しながら鼻歌とヒャッホーと叫び。だいぶ変な人かもしれないけど、パリのチャリがとにかく快適すぎて本当にウキウキしちゃう。移動のために始めたけど、すでにもうこれは趣味の一環だわ。


チャリ自体がかなり良い。

ハンドルの形とグリップがめちゃ握りやすい。

そして誰かが勝手につけたシールとか貼ってあってウケる。


パリジャンの足の長さに対して私は足が短すぎて、必ず毎回サドルをMAX下げなきゃいけないんだけど、これも下げやすい。


今日もスポーツのように走りまくる営業で楽しかったー!ニナも叫びまくり!


ここにきてようやくわかったけど、シェフは私にだけ怒ってたわけじゃなかった。冷静に見てると、ニナや他のメンバーにもその時々喧嘩したり怒ったりしてる。それは家族だからだ。

余裕が無いときは私はそれに気付かなかった。


そして今日もルナが厨房を任されてるおかげで、シェフはたまにホールやバーに来てグラスふきを手伝ってくれたり、トマトスープ、スープトマト、と私たちがそれぞれ注文を英語版とフランス語でバラバラに書くもんだから、怒って 他の料理と混同するから統一しろ!と言ったかと思えば その直後に2皿出したとき真顔で『シオ! 10番テーブルのこっちがスープトマト、15番テーブルのこっちがトマトスープだから! 出す先を間違えるな!』と言われてまじウケた。シェフの冗談はまじでおもろい。


なにげにGoogleにたまに 人手不足でサービスが行き届いてないとか⭐︎2つにされて悔しいわ。


フランス人の何が素晴らしいって なかさず食べるが基本。ほんとに、ソースまで綺麗にパンでお皿を綺麗にする。だからアメリカ人のお客さんは結構残すからニナが怒ってる。わたしはニナ(フランス人)のこの価値観が好きだ。


無理に食べるのはもちろんダメだけど、美味しいからみんな完食する。


というわけで、シェーブルチーズがダメで全然食べずに残したお客さんのやつを みんなで食べた 笑 お客さんの食べ残しを食べるなんて と日本の感覚だとありえないけど、こっちでは余裕。手につけてないものは 食べる。


お腹いっぱいで食べきれないものは率先してお持ち帰り推奨。

フランスって 偉いわ。


今日はいかにも7区の誇り高そうなパリジャンと思ってた常連さまが来た。私はこういったお高そう(勝手に私がそう見てるだけ)な人はどうも緊張しちゃって終始ニナが対応するんだけど、急に現れたことで目があってこちらも自然と『あー!ボンジュール!元気ですか?』と声かけたら、マダムはウィンクしてきたことで なんて可愛らしい、ずるいわ と胸キュンでした。

フランス人の男女共に自然にやるあのウィンク。 まじでいやらしさはカケラもないどころか、言葉よりもなによりもフレンドリーさと愛情が伝わってくる。


帰りも15分間チャリ。最高です。