今日の授業中 ラミアがオルレアン(前クラスにいた落ち着きのない生徒)の話をしてて超ウケた。彼は散々アンとラミアにストレスを与えて(笑える範囲です)彼自身は全くストレスは感じておらず。最後にはTCFのテストで1人だけめちゃくちゃ寝る間も惜しんで勉強したみたいで すごい点数を出して合格したらしい。
メリッサもウケてたが とにかく協調性こそ無かったが、決して悪いヤツではなく おもろかった。(本人は至って真面目)
今日は人柄や性格の単語をやったんだけど、いつも優しいメキシコ人のメリッサが私について選んでくれた形容詞が嬉しかったのでとどめておこう。
agréable
Heureuse
Généreuse
Passionnée
Calme
Intelligente
Polie
この日、韓国人のリーが、休み時間にそれぞれが今後どうするのかについて雑談。ラミアに、『さっき未来のことを話してたんだけど、俺たちは外国人だから大変、、』的なこと言うと、ラミアはきっぱり否定。
私もラミアには大賛成で、『だから?』って感じである。
確かに私たちは外国人だ。で? それを自分で言って、自分で可能性狭めてたり、ネガティブになってるだけじゃん て感じ。
なにより、わざわざ『外国』を選んでここにいるのは私たち自身だ。
私は毎日自分が外国人なのを意識するが、だからといって 外国人だから、、とネガティブに思ったことは一度も無い。
それはきっと寛大な受け入れ態勢のフランス人のおかげでもあるが、逆に、日本人であることの可能性や誇りの方が勝つ。フランスのこともフランス人のことも好きでフランスに住んでるくせに、フランス人になりたいとは全く思わないし、当たり前だけど国籍は死ぬまで日本人がいい。
でも彼の言い分もわかる。こちらで職を探す際に『あなたはフランス人じゃないから』と断られたのが何軒もあったらしい。でもそれって、その受け入れる人の考え方であって、そもそもそんなところは願い下げである。
私はラミアの考え方がすごく好きでいつも共感してるんだけど、昨日のアンに続いて今日もやっぱりいいこと言ってた。『人生は旅みたいなもの』自分たちだって動き続けて今日はたまたまパリにいる 明日はわからない 今を楽しむのみっしょ。と さっぱりだ。
あなたたにはパリに来るっていうプロジェクトをちゃんと持ってて、それを実現してるじゃん と。 一個一個実現していくのみで、そこになぜ『外国人だから難しい』という言い訳が登場するのか と。
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今日は着くや否や笑顔で私の名前を呼んでくれて挨拶してくれた男性がニナと共にいた。そうだ お試しの新しい人だ。メディ という名前。顔の感じはアラブ系の血が入ってるフランス人かなぁ。
今日はめちゃくちゃいい感じに私自身は仕事できた。改めて昨日ニナの言ってたことと、昔の自分を思い出したけど、確かに、最近は文法文法で正しく話さなきゃと頭でっかちになってることに気づいた。前は何もわからないから、今と逆で頭で考える前に知ってる単語を全て使いまくってた、というか、そうする意外に生きていけなかったのだろう。
コミュニケーション力と知識はまた別物のよう。
今日は厨房やシェフ、お客さんにも良い提案ができたし いいチームワークでした。やはり結局はうまくいくのも、そうじゃないのも、自分次第だな。
賄い時に電話が鳴ったら、なぜかニナがいつもは率先して電話取るのに、今日は手が空いてるのに関わらず、私にわざと取らせようとしててめっちゃ笑えた。急にきた。一件処理に成功したら、『ほら、シホサンできるじゃん』と。『電話嫌いなの知ってるけどね』と。
2件目の電話も ニナは目の前にいるのに全く取ろうとしない 笑 え!また私!? 2件目も取ったが、名前が聞き取れないからニナに電話渡したら『あーすいません、今のうちのプチ・ジャポネーズでして、、』とお客さん話すニナ。
メディがこの一連のやりとりにウケていた。
シェフは先日1人で来たかわいい女性がお店を気に入ってまた今日来店したことにテンション上がってて、本来は2人用のアントルコートを1人用にアレンジしてくれた。
ニナももちろんだが、シェフは厨房にしかいないのにお店の全部が見えている。誰か来たのか。どこに座ってるのか。だからすごくやりやすい。