本番前 | Never stop exploring

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きょうも どこかで よい旅を

翌日。式本番の日。


9時半に会場のオーナーの部屋みたいなところでプチデジュネ(朝ごはん)


前日にニナから

「明日は9時半にここで待って、朝ごはんだから」と言われ、勘違い野郎な私は、どっかに食べに行くのかと思い入り口で待ってしまった。


ボーっとしてたら会場のマダムが、あっちでご飯だよ、と声かけてくれた。


部屋に行くと、昨日会場に泊まっていた1組のファミリーと、マエテが既に輪になって食べていた。私の席も用意され、そこだけ空いていた。あら、恥ずかし。


フレッシュジューシュ、パン、おいしいはちみつ、ジャム、コーヒーをいただく


うひゃー。こういうの。めっちゃ素敵な時間。


写真とらなかったのが悔やまれる。


それにしても外はシェフが言った通り雨!風!暗い!


でも前向きなフランス人達はそれも笑ってネタにする。


市役所での式は16時から。

かなり時間があるのでゆっくり過ごす。

雨なので部屋でじっと横になったりでやることなし。

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お昼はシェフの家族達が外に食べに行くらしく、シホは行かなくてもいいし、もし行くなら一緒に行っておいでと、また気を使ってくれた。


とにかく田舎なので、周りにお店もないし、移動には必ず車がいる。


私は足がなにもないので、滞在中は主役が全て家族達に私のことを頼んでくれていた。至れり尽くせり。ナゾの日本人、おかげで1人でも疎外感や不便さは全く感じず。


みんな家族単位の中で私だけだったら気を使ったかもしれないが、マエテという、彼女も1人で来ていて私を気遣ってくれてたのでありがたい存在だった。

自然体で、たくさん話しかけてくれて、気さくで楽しい人。

アーティストで、パリの近くの大きな部屋で犬と一緒に暮らし、絵を描いている。感性が豊かで、飛んできたでっかいトンボを気持ち悪がずに「なんて綺麗な色」と写真を撮り、夜の月にも感動してた、なんか、ウルスラみたい^ ^

アートに触れてるから、いろんなものに敏感に反応する。素敵な人だなぁ。


で、お昼は主役のシェフ、ニナは元々準備があるので行かず。マエテも行かず。


私は、夜に向けてお腹を空かしたかったが、このまま部屋にいても暇なので、興味で参加。


シェフ兄がわざわざ迎えに来てくれ、2人でお昼に向かう。


途中、ニナ姉夫婦が村のあちこちに結婚式の目印をつけてた。

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着いたのは、いわゆるオーベルジュみたいなとこ。

めっちゃ素敵な。テレビ見てるようで。


なぜ、また写真とり忘れたー!?


中に入ると、オーベルジュのオーナー夫婦と、先に着いていたシェフの姉と子供達、長兄があったかく迎えてくれた。


犬が超かわいくて!外から帰ってくるとちゃんと自分で足を拭くの。


日本と違ってフランスの犬と子供はしつけられているので他人のでもかわいい。


シェフ家族と、ニナ父の友達夫婦、ナゾの日本人の計12人でランチスタート


何種類ものパテ、生ハム、人参のコールスロー、パン


これだけで満足なのに


ガスパチョ


どかーーんと

2人前くらいのメイン   肉、豆、インゲン


昔ながらの南の料理らしく、味も濃いめ。


あー、こーゆー時に限って、全然お腹空いてない。

さすがに前日遅くまでからカロリー蓄えてのもあり、肉がコンプリートできなくて悔しい。


他のみんなも時間もなくてほとんど食べておらず、めっちゃ残していた。


やはり、日本のように、もったいないとか、残したら失礼って考えはないらしい。


コースじゃなくて、シェアできる文化にしちゃえば良いのにねぇ。


伝統を重んじる国は大変だぁねー。


そしてレストランお決まりの会話

「料理はいかがですか?」

「トレビアン」

例えお皿に8割残ってようが、皆笑顔で答える。


ま、量はともかく、味はおいしかったです。


続いてチーズがドカン

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フランス人は、甘いものは別腹なのはもちろん、チーズも別腹である。


もったいないので私はもらう。


いつも思うんですが、ホールチーズの残りってどうなるんでしょ?

こんな丸ごと出してもらって、カケラほどしか食べてません。


14時。

おいしいんだけど、もーお腹いっぱい。


続いて

オーベルジュにムッシュー&マダムコンスタンとか、他の出席者が到着。


どうやら今夜はこちらにお泊まりのご様子。


ムッシューコンスタン、全くお変わりなく。

挨拶していいのやらなんやらもごもご様子見てしまい、結局しそびれた。


あっちゅーまに14時過ぎ


今度はシェフ長兄家族が送ってくれ、部屋に戻ると、今夜のルームメイト、ジュリという子が到着。

彼女は20103月にココットで研修してた黒人の子。私とはギリ被ったかかぶってないか、、、。覚えてるようなないような。

今はプールノワゼットでニナと共に働いているらしい。


さてはて

着替えていよいよ市役所へ向かう。


皆集まっている。

噂通り、服装はかなり自由。


バッチリ決めてる人もいれば、超私服の人、私服に若干プラスの人、ジーパンにジャケットだけの人。

てきとーでよいねー!


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なんとか雨は止んできた。


ここで

アルバ、バカリに再会!

全然変わってないー!

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そして主役登場を待ちます。