宮城県出身の友人が実家に戻った時の状況を聞いたのですが、被災地の現状が自分が想像していたよりもはるかに厳しいことに言葉を失いました。
せめて何か自分にできることはないかと友人に尋ねたところ、丁寧なお礼を言ったあとに返って来た言葉は
「とにかく被災地はとんでもないことになっているということだけ分かってくれればもう充分。あとは福島原発の安全と被災地の復興を願って下さい。」ということだけだった。
さすがにこの瞬間、この地震が起こって以来初めて涙しました。
あれからもう3週間、4月になりました。春です。
毎日地震と津波情報ばかり発表していた気象庁から、桜の開花宣言が。
どんな状況でも草木は必ず芽吹くんですよね。
未曾有の出来事な分、本当にたくさんの事に気づかされ、考えさせられた3週間でした。
大変なのはこれからだけど、改めて日本に生まれたことを誇りに思います。
今日も被災地で前向きに生きる方々、命がけで復興に取り組む方々に敬意を表します。
そして、一日も早く皆様に笑顔が戻りますように。


