西洋美術史を研究されている方と友達になってさ
好きな美術館どこでも案内してくれるって言うから
まずはやはりルーヴルでしょ!!
15時にピラミッド下で待ち合わせし
約3時間の美術の授業開始~!
「何の絵が見たいの?」って言われても
広すぎて、決められない!
「ひとまず王道コースを」とリクエスト。
館内を歩き始めると
さっそく建物の歴史から説明
ルーヴルはもともと美術館じゃなく宮殿で
王はパリ、フォンテーヌ、ロワール、ヴェルサイユと住いを変え・・
フランス革命後、国民のための美術館となって生まれ変わったわけですが
モナリザはなぜ世界一有名になったのかとか
盗まれた時のことやセキュリティ
日本に来たときのこと
絵の盗み方から、キャッツアイの話まで(笑)・・
他の作品も
絵の技法
時代背景
題材
作者について
一枚の絵だけでも
バックグラウンドストーリーがおもしろすぎる。
ミキ先生、生き字引です。
しかも私に合わせて説明してくれるのと、彼女の人柄もあってあっという間の3時間でした。
本で読んだだけではピンとこなかったけど
実際に本物を前に語られると
急に絵が動き出すっていうか
見方がガラって変わるし、感動する。
今日の授業
少しだけ紹介します。
エントランスホール。どこに行こうか わくわく。

フランス絵画、有名な”ポンパドール婦人”
すごく繊細だけどチョーク(パステル)で描かれたもの。

19世紀フランス絵画のギャラリー。
風景やかわいらしい感じのものが多い

唯一、防弾ガラスの中にいる彼女です。

S字が美とされたギリシャの特徴

古ーいイタリア絵画。当時は板なので曲がってしまってます。

ダ・ヴィンチの作品
この頃から輪郭を描かずに陰で表現するようになったので 柔らかい

ザビエル、日本は鹿児島上陸の絵。
当時の日本人のことがほぼイメージだけで描かれているんだって!

カナの婚宴
服なども全てヴェネツィアを舞台に描かれている

ルーヴルの昔の城壁が残る地下

ダ・ヴィンチをフランスに連れて来た王
モナリザは彼の部屋にあったものらしい

大好きな美術館に毎日通える環境に暮らせること、
こんなに楽しく授業してもらえたことに改めて感謝。
幸せだなー。