新しいものより年季 | Never stop exploring

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きょうも どこかで よい旅を

「おばちゃん、おじさん」という言葉はフランスには無い。

お店などで他人同士で挨拶する時や声をかける時、相手に敬意を評して
女性はマドモアゼルかマダム、男性はムッシューと言うのが礼儀。

書類上で未婚女性はマドモアゼル、既婚女性はマダムなんだけど、基本的に17歳以上は皆「マダム」と呼び合うのが普通であって、女性はいつまでも女性なのです。

年頃の女性が、子供に「おばちゃん」と呼ばれる恐怖もないわけです。(笑)
だからいつまでも女性がかわいいのでしょーか?

お店で働いてると、30代のフランス人女性のお客さんがすごく素敵だということに気付きました。20代だとただかわいいだけなんだけど、30代になると「エレガントさ」や「自分らしさ」そして人生を楽しむ「ゆとり」が見た目に出てるのです。その人の持つ魅力みたいなもの。

築100年の年季が入ったアパートや古い道具が大事にされてるヨーロッパだからか? 若者より大人達の方が楽しそうです。

ちなみに
威勢のいい魚屋さんがおばあちゃんに向かって「マドモアゼル」と言ったりするのは日本と同じでおもしろい。

あと、年配のお客さんがうちらに向かって「マドモアゼル」と呼びかけるのも大人な感じで憧れるわ~。


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