助産師になるつもりはありませんでした
助産師の村上です🕊️
助産師22年目の2024年4月6日
川崎市高津区で産後ケア専門の
🌷助産院POLEPOLE 🌷
を開業しました
でも正直に言うと…
私は開業するつもりはなく
ずっと勤務助産師をやるんだろうなと
そう思っていました
そもそも助産師になることすら
最初は考えていなかったんです
なんでそんな私が
開業助産師になったのか??
ちょっと振り返ってみたいと思います
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母子家庭⋯お金がない!!
私は母子家庭で育ちました
母は一生懸命に働き育ててくれたけど
お金がないのは明らか
男のひとに頼らずに
生きていくには??
そう考えた高校生の私が出した結論が
「奨学金で手に職をつけたい!」
母は苦労する職業につくなんて⋯
と泣かれるし
姉には母がこんなに嫌がってるのにと
責められる⋯
大学に行かせたいって言われても
お金ないじゃないさ??
どっちにしても奨学金をとって
自分で返すことは分かりきっている⋯
『好きにさせてくれ⋯』
強行突破で看護学校に進学
卒業までに看護学校から大学編入が
可能となる見込みだったので私の考えは
看護学校の間にバイトで貯金
↓
大卒ナースになる!!
塾講師に寿司屋
イタリアンレストラン
ホテルマン
バイトしながら看護学校を卒業🏫
2001年に正看護師になりました
そして目論見通り、大学へ3年次編入
2003年 助産師・保健師となりました
ん??保健師?
そう感じる方もいると思います
看護学校の時に行った訪問看護ステーション
そこで関わった利用者さんが
おうちで過ごしている姿が幸せそうで
「家で最期まで過ごすサポートをしたい!」
将来的には在宅看護をやりたいと
大学編入する時にはそう思っていたんです
なので、大学編入して保健師の資格を取ろう!!
『なんとなく大卒ナース』ではなく
目的ができての編入となったんです
うっかり助産課程合格🈴
あくまで訪問看護師になるために⋯が目的!
入学してみると
学内試験に合格すれば
助産師の勉強もできると発覚
「地域にはお母さんや赤ちゃんもいる。
勉強しておいて損はないはず!」
「しかも学費は一緒ならお得じゃないか??」
そんな邪な思いもありつつ
試験を受けてみたのです
たくさん受けてるし純粋に
助産師になりたいひとがきっと受かるはず!
私なんて受かるわけないよなー
そう思っていました
ところがどっこい、、
結果は……まさかの合格😳
私が1番びっくりしてたかも???
こうして私の助産師としての道は
“うっかり”拓けてしまったのです
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助産師の内定しか、、来ない
就職試験では
「将来は訪問看護をやりたい」
そう伝えていましたが
内定は助産師としてばかり

当時の看護師国家試験の合格者は約4万5000人
助産師はわずか1500人程度
「助産師の実習しながらこれ以上の就活は無理…」
ご縁があるところで
まずは頑張ろう
まずは助産師として働くことを決めました
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気がつけば助産師になって20年以上

「地域での生活を支えたい」
その気持ちは消えずに今も⋯

[おじいちゃん・おばあちゃん]から
[ママとパパと赤ちゃん]に
会いに行く方は変わったけど
今の自分ができることを考えると
それが1番、誰かの役に立てる
助産院POLEPOLEを開業し
おうちでの生活を支えたい
その願いが少しずつ形になっています
今できることをコツコツ積み重ね
子育てのそばでそっと支える
そんな存在でありたいと思っています🕊️
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