くくりの旅へ〜白山山麓三馬場巡り 〜 その3 石徹白の大杉 | かんながら

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旅の記録です

 

 

石徹白の大杉。

きれいよね。

 

一本の木があって、そこに広場があって、(たぶん)そこに人が集まり踊ったであろう場所。
西アフリカ・マリのドゴン族の村にもあった。
アフリカの小さな村にはみなが集まり踊る場所がある。
 
ヨーロッパにも広場がある。
木の代わりに噴水があったりするわけだけれども。
 
 
 
 

 

この木のまわりに、人が集まっていたんだろうな。

 

 

この木はまた人が帰ってくるのを待っているような気がして。

 

 

すごくここは賑やかな場所だったんじゃないかと、わたしは思う。

 

 

 

 

 

 

 

ガイドさんの見立てでは、ここは、禅定道の入り口にあたり、たくさんの参拝客が通ったのであろうと。

そして、大杉向かって手前右奥に、白山の方向にむかって祠があって、ここで祈願をして上がったのではないかと言っている。

 

 

白山中居神社に参拝。

雲行きが怪しかったけど、晴れてきた。

 

 

 

 

 

 

前に来たのは3年くらい前かな。

そのときには、まだなんか暗い感じがしたのだけれど、

なんだか明るくなって開かれた感じがした。

 

 

 

 

 

 

 

なんか伊勢神宮の五十鈴川みたいに明るくてきれいなんですけど。

橋を越えたら異世界って感じはあるけど。

 

 

 

拝殿。

古いけど、立派な彫刻。

 

 

 

 

 

中居神社の奥にある

 

浄安杉という杉の木まで皆で歩いた。

 

前にきたときはなかったけど、杖まで置いてくださっていてありがたかった。

 

 

 

 

こちらの杉の木もすごいパワーだった。

 

そして同行のメンズはエネルギーチェック。

 

 

 

この木も好きな木。

 

 

 

 

 

そして中居神社をあとにして、長滝白山神社へ。

 

 

 
長滝白山神社の裏に、若宮集古館というたてものがあって、社務所があいていないときには、こちらで聞けば教えてもらえる。
結守というお守りを授与されてて、「聖地巡り」のみなさんに人気なのだそうだ。
 
「君の名は」で出て来たとか。
結は、結び。縁結びというのはなにも男女のことだけでなくて、すべてのご縁。
だから、仕事運を上げたい人にもおすすめだそう。
 
 
たしかに、すべては縁だと思う。
 
こうして白山に通うことになったのも、久高島でほんの2時間ほどガイドさん夫婦とご一緒したのが縁なのだし。
 
 
その後、暗くて写真はないけど、平泉寺白山神社(福井県)に参拝。
本当は日の入りのマジックタイムを狙うつもりだったらしいガイドさんは、
案内に夢中になって道に迷い、日没になってしまったのだった。
 
泰澄さんが白山神を感得し、白山開山をされたという池があり、とても美しい場所で、
斎場御嶽にある池のような光を感じる。
 
 
ここでガイドさんとはお別れして、私たちはこのまま夜道を天橋立へ向かったのであった。