あべしんのブログ -28ページ目

あべしんのブログ

京都・奈良・滋賀。寺社、古墳、花……、史跡をぶらぶら散策するおじさんの日記です。
京都市内は、ランニングしながら、ぶらぶらしていることもあります。

〈続き〉です。

話は全く変わりますが──。
斑鳩ではなく、私の家の近所の話です。
最近、私の行動径路のコンビニが2店、相次いで閉店しました。1つは、一番近くのL100、そしてもう1つは、職場に向かう途中の七11です。
コロナ禍で、観光客が減り、人の流れが変わったのが大きいみたいです。後者(七11)は、‘某’大学の敷地に隣接してる店で、「休講で学生さんがいない」のが大きいですね。

コロナ禍も、この先どうなることか不安ですね。春の行楽シーズンでまた大変なことになるかも・・。 

さて──、。
斑鳩、法隆寺界隈も、本来ならば、もっと賑わってないといけないと思いましたが・・。
いろいろ素敵なお店もある(あった)ので、心配です。今回、スケジュールの都合で立ち寄れなかったのが、さらに心残りでした。
★正直、閉店したところも多いみたいです。このコロナ禍が原因かどうかは分かりませんが。

「法隆寺に行きましたが、法隆寺には拝観していない」お話の〈続き〉でしたね。

西院伽藍から、東へ向かうと国宝・東大門を潜らなければなりません

何の変哲もない門みたいですが、現存する奈良時代の「三棟造り」の門は、この東大門と、東大寺の転害門の2つだけ!

一般の人が普通に通行する道に建つ門が、貴重な国宝であるところが、法隆寺の“オソロシイ”ところですね。

東院伽藍の北側、中宮寺に向かう途中で見かける鐘楼も、国宝です。
東院伽藍の拝観は、「夢殿本尊救世観音像特別開扉」の時にしますが、やはり、これも道沿いに建つ国宝ですからね・・。

その隣りの伝法堂も、国宝。
奈良時代の平城京の貴族住宅の一堂が、ここ(法隆寺)に移築され、仏堂(講堂)として使われたもの。
平城京の住宅がまだ残っているんですよ!
外観だけとは言え、ただ(無料)で見られるのですから、こんな有難いことはありませんよね。

さて、その先(隣り)の中宮寺。
これから言う理由で、特に拝観する必要もないのですけど──。

せっかく、今回、御朱印帳がカバンに入ってましたので、入ってみることにしました。

今、300円で拝観することができます。

──と言いますのも!
現在、ご本尊が、九州に出張中です
あの、飛鳥彫刻の最高傑作といわれる国宝・菩薩半跏像(伝如意輪観音像)が──。
本堂修復工事に合わせて、宮城県美術館および九州国立博物館に出張されています(いました)。4月5日(月)からは、元通りになりますが、今(この間)だけ拝観停止なのです。

その代わりに──。
受付横の御位牌堂で、大正と平成に模刻された身代わりご本尊さま(2体)を拝むことができるのです。

飛鳥彫刻ではありませんが、最高傑作の“そっくりさん”を、至近距離から見ることができるのです。

良かったです。
細かいところまで、まじまじと見ることができました。

大発見もありました(↓)。

光背支柱は、彫られて竹でした!
百済観音とおんなじじゃありませんか!

菩薩半跏像と百済観音には、何か共通する歴史があるのか!

これから、いろいろと考えることがきそうです。
今回は、「写真のみ」ですので、これ以上は書きませんけど・・。

修復工事が終わった本堂です。
来月からは、元通り。

そのまわりには、ヤマブキが植えられていますが・・。
気の早いものが、花を開かせていました。
来月が、楽しみですね!

御朱印をいただきました。
如意輪観音
あの菩薩半跏像は、お寺では、「如意輪観音像」と伝わります。

お約束の歌碑。
香淳皇后(昭和天皇の皇后)の歌碑。

中宮寺の 都い地 のうちに
 しつも利天
  さゝん久王の花 清ら可耳 佐久
(中宮寺の築地のうちにしつもりてさざんかの花清らかに咲く)

やはり、會津八一の歌碑。
みほとけ の あご と ひぢ とに
 あまでら の あさ の ひかり の
  ともしきろ かも
(み仏の顎と肘に朝の光がさしている。心を惹かれることだ。)

方向は、反対ですが──。
西大門のさらに西方300m余りの藤ノ木古墳です。
直径48mの大型円墳。6世紀後半の築造と推定されています。

昭和60年(1985)と63年(1988)年に、発掘調査が行われ、未盗掘の朱塗りの家型石棺、土器類、精巧で豪華な金銅製馬具などが出土しました。
また、昭和63年の調査では、石棺内に2体の被葬者が確認されました。被葬者については、諸説ありますが、当時のわが国(倭国)の大王かそれに準ずるクラスの人物と考えられるかも・・。

すぐ南の斑鳩文化財センターを訪れました。
藤ノ木古墳の発掘の成果が、展示されています。

写真の掲載枚数に限りがあるので、2つだけ──。

金銅製馬具のレプリカ。

金銅製冠のレプリカ。

金銅製履(くつ)のレプリカ。
どれも、豪華です。

朝鮮半島、そして、さらに向こう(大陸)との関係が想像されますが・・。

今回は「写真のみ」なので、詳しいことはまた別の機会をみて・・。