豊受⼤神宮 外宮編 『元神主と行くあなたの知らない伊勢神宮参拝』 | polarlicht20220811のブログ

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日々の感じた事です

『元神主と行くあなたの知らない伊勢神宮参拝』

に参加しましたニコニコ

「正しい参拝順序は外宮から」との事。


由緒書きの前に集合

引率者は 宮原美樹さん



まずこちらの説明を受けます。


伊勢神宮の参拝順序は「外宮→内宮」

「豊受大御神」 天照大御神の食事のお世話をする神様であり、お供えが必要なあらゆる儀式(式年遷宮をのぞく)が外宮からはじまる。 それに習い、一般参拝者も外宮からお参りします。

創建 雄略天皇22年 西暦478年

 

御祭神

外宮 豊受大神 (とようけおおみかみ)


お米をはじめ衣食住やエネルギーの恵みを与える守護神


豊受大御神 豊受大御神は内宮の天照大御神のお食事を司る御饌都神(みけつがみ)




約千五百年前、雄略(ゆうりゃく)天皇(西暦418年~ 西暦479 古墳時代)の御代(みよ)に丹波(たんば)の国、現在の京都府、兵庫県(および大阪府の一部)今の天野橋立(あまのはしだて)付近から天照大御神のお食事をつかさどる、御饌都神(みけつかみ)としてお迎えされています。




外宮ではご鎮座(ちんざ)以来、千五百年余り毎日朝夕、天照大御神に神饌(しんせん)をお供えするお祭り(日別朝夕大御饌祭)が毎日行われています。



暑い🥵

天照大御神様のエネルギー、ハンパない💦

ですが、外宮は木陰が多く内宮よりは楽だそうです。


由緒書での説明を終え、いざ外宮。





火除け橋を通り
左側にある建物の説明を受けます。

せんぐう館
時間の都合上、入らなかったのですがGoogleの口コミでも評判良いです。
平成29年10月の台風21号被害で、地上1階、地下1階形式で大半が水没したため、乾燥させ修理し約2年ぶりに修復を終えてリニューアルオープン。
勾玉池もあり、休憩所から眺めることも出来ます。


鳥居をくぐります。


外宮は左側を歩き、内宮は右側を歩くそうです。
これは、遠いところから入って近いところから帰ると説明して貰いました。


正宮 豊受大神宮



茅葺き屋根に「鰹木」を乗せています。

この鰹木、外宮は奇数で内宮は偶数本とか。

屋根上の両端にある「千木」(ちぎ)も内宮と外宮では形が違うそうです。あくまで「内宮」が優位に作られているそうです。

何故、正宮が「榊」に囲まれているのか?

正宮内に敷かれている「黒石」と「白石」の意味

東宝殿と西宝殿の中身

御正宮を穢れさせない方法

太平洋戦争後の現在天皇と神宮の関わり

祭典での苦労話

お参りの作法

「式年遷宮」

飛鳥時代の690年に始まり、約1,300年の歴史を有し 戦国時代に中断された時期はありましたが20年ごとに内宮・外宮の正殿等、正宮・別宮の全ての社殿と御装束・神宝の造り替えが繰り返し行われている。その方法

など元神主さんだから知っている事を教えて頂けました。



本来ならお賽銭は出来ません。
神宮は日々の感謝をするところ。
神宮に於いては決して私的なお願い事を持ち込むことは許されず、よってその願いを叶えてもらう賄賂のような幣帛へいはく (=神様への捧げ物)、私事を願う幣帛は禁断とされています。
ただ、お賽銭をする参拝者がいるため無下に禁止してないそうです。


 


多賀宮(別宮)
正宮に次ぐお宮が別宮です。
亀石から98段の石段を上がった所に鎮座しています左上矢印


 

御祭神


豊受大御神荒御魂

外宮に所属する四別宮のうち、第一に位している。

神様の御魂のおだやかな働きを「和御魂」荒々しく格別に顕著なご神威をあらわされる御魂の働きを、「荒御魂」
多賀宮では個人的な頑張りたい事や成し遂げたい事のお願いして良いそうです。

次は





土宮(つちのみや)別宮


 
御祭神
大土乃御祖神(おおつちのみおやのかみ)
元は伊勢市山田地区山田原の鎮守の神様。
外宮の鎮座以後は宮域の地主神、宮川堤防の守護神とされ、平安時代末期に別宮に昇格しされました。
外宮の4つの別院の中で第3番目に位置づけになります。





お隣にはもちろん御殿地があります。
 御殿地内にある建物は「心御柱」(しんのみはしら)という建物を清めるため地中に柱を埋めてあるそうです。

外宮は、生きるために必要な属性のうち「土」と「風」
を奉られています神社お願い

そして
風宮(かぜよみや)別宮
創建年    推定約997年(長徳3年)以前


 

御祭神

級長津彦命(しなつひこのみこと)

           イザナミが朝霧を吹き払った息から生まれた男神様    

 級長戸辺命(しなとべのみこと)

          こちらもイザナミが朝霧を吹き払った息から生まれた女神様




 

農業の神様

鎌倉時代の元寇の戦い時に、神風を吹かしたことで、別宮に昇格したお宮様🌀


参拝順は、多賀宮・土宮・風宮に参拝するのが古くからの慣わしになっています。


この石垣にハート♥️の形がありますした下矢印






伊勢神宮の独自のもの。

日別朝夕大御饌祭というお祭りがあり、外宮にて、毎日、朝と夕に2回行います。

夏時間だと、午前7時50分頃神主さん達がここから出発します。

上の写真の建物内で火起こしして釜でご飯を炊いたり調理するそうです。



龍雲?



長くなりました💦
この外宮編はこのくらいにします魂が抜ける