走り抜ける大人がいた。
走ってくる二人の子供たちがいる。
ひとりは走り抜けていった。
もうひとりは
大きな大きな四角いブロックを
振分け荷物のように前と後ろに抱えている。
その子は走るのをやめて立ち止まった。
ただ立ち尽くしている。
しばらくして
走り抜けた大人が戻ってきて手をつないだ。
荷物を持った子供は言った。
「なんで隠れるか解らん」
みんなと同じが安心。
叱られない道を選んだら安心。
常識的なら安心。
そう思って安全な道を選ぶ度に
この子供の抱えるブロックが
一回り大きくなり重くなる。
本来の自分の心の声を
自分にも隠し
外側にも隠し
軽やかに生きていると信じている。
たましいの本心から隠れるほど
動けない子供は思う。
「何で隠れるか解らん」
みんなと同じじゃなくていい。
ひとりひとりの個性を出していきましょう。
最後の一歩と
始めの一歩は
自分の勇気が必要です。
今日もきらきら
エンジェルデー~~~~~。