三千世界一度に開く梅の花。

 

こんにちは「一厘の仕組み研究家」のPolarisです。さて前回投稿にて予告した通り、 5/15 となりましたので、Iさんの話を公開させていただきます。話としては、約16,000字程度ありブログの仕様で文字数オーバーのため、前編と後編に分けてます。

前編目次は以下となります。


●前編目次
神示
一厘の仕組みについて
・一厘の仕組みの目的
・大本の名前の密意
・一厘の仕組みの時期
・一厘の仕組みの具体的な内容
・九分九厘の仕組み
・「富士と鳴門の神仕組み」により出されたひな形群
・機織りの仕組み
 
長文となりますが、どうぞよろしくお願いします。

日月神示「神の仕組みいよいよ世に出るぞ、三千年の仕組み晴れ晴れと、富士は晴れたり日本晴れ、桜花一二三(ひふみ)と咲くぞ」

 

 

神示

大本神諭

「明治25年旧正月(天の巻)

三ぜん世界一同に開く梅の花、艮(うしとら)の金神(こんじん)の世に成りたぞよ。

梅で開いて松で治める、神国の世になりたぞよ。

日本は神道、神が構わな行けぬ国であるぞよ。がいこくはけものの世、強いもの勝ちの、悪魔ばかりの国であるぞよ。

日本もけものの世になりて居るぞよ。尻の毛まで抜かれて居りても、未(ま)だ眼が覚めん暗がりの世になりて居るぞよ。

是では、国は立ちては行かんから、神が表に現れて、三千世界の立替え立直しを致すぞよ。用意を成されよ。

この世は全然(さっぱり)、新(さら)つの世に替えて了(しま)うぞよ。

三千世界の大洗濯、大掃除を致して、天下太平に世を治めて、万古末代(まんごまつだい)続く神国の世に致すぞよ。

神の申した事は一分一厘違わんぞよ。毛筋の横幅ほども間違いはないぞよ。

これが違うたら、神は此の世に居らんぞよ。」

 

大本神諭

「世の変り目には、変な処へ変な人が現れて、変な手柄をいたすぞよ と明治三十一年の七月に筆先に書いて知らしてありたぞよ。もう現れる時節が近寄りたぞよ。」

 

日月神示

此の神示は世に出ている人では解けん」

 

大本宣伝歌

朝日は照るとも曇るとも 月は盈()つとも虧()くるとも
たとへ大地は沈むとも 曲津(まがつ)の神は荒(すさ)ぶとも
まことの力は世を救ふ
三千世界の梅の花 一度に開く神の教(のり)
開いて散りて実を結ぶ 月日(つきひ)と地(つち)の恩を知れ
この世を救ふ生神(いきがみ)は 高天原に神集(かむつど)
神が表に現はれて 善と悪とを立別(たてわ)ける
この世を造りし神直日(かむなほひ) 心も広き大直日(おおなほひ)
ただ何事も人の世は 直日に見直せ聞(きき)直せ
身の過ちは宣()り直せ」

 

  • 以下、大本神諭の頻出内容

神がくどいというほど繰り返し気をつけるぞよ。九分九厘でひっくり返る。外国の悪巧みしてあるが、日本にはさらに深い仕組みがしてある。智慧や学で考えても分からない。世に落ちている守護神を化かして御用をさせる。化かして見当をとれなくして成就させる。終わってみて初めて分かる珍しき錦の御旗。一度あって二度無いこの世始まって以来のこと。細工は流々、仕上げを見てくだされよ。天地のビックリ箱が開いて、アフンと口が開いて、トチメンボウを食らう。今の今まで秘密にしておく。言うと成就しなくなる。

  • 一厘の仕組みは神が隠して秘密にしてあり、これが明らかになったときに天の岩戸が開かれ、艮の金神が復活し、日の出の守護となり、神の神力はいかほどにも出て、世界中に神徳が光り輝く 。
  •  最後の一厘は九分九厘のあとのトドメであり、それまでの九分九厘のどんでん返しであるビックリするようなことである。
  • このトドメの時、時節の変わり目、今わの際には、あるもの(変な人、不思議な人、珍しき人、誠の人、まことの女子、大化け物、てんし様(=天の弥勒)、東から出てくる人、救世主)が現れる。
 

 

 

一厘の仕組みについて

一厘の仕組みの目的

まず、一厘の仕組みの目的ですが、Iさんによると

日本が世界の王となるひな形を作ること

が目的だったとのことです。

 

出口王仁三郎「21世紀、日本は世界の王となる」

大本神諭「日本の国に一輪咲いた梅の花、三千世界を一つに丸めて、一つの王で治めるぞよ。」

 

ここでの「世界の王」とは、武力やお金の力ではなく、精神的なリーダー、天皇陛下のような意味合いであり、世界中の人から尊敬され、愛されるような国に日本はなるということです。

巷では日本人の霊的覚醒が世界を救うとも言われていますので、一厘の仕組みの目的もそれと合致していると思います。

 

大本の名前の密意

また、宗教法人 大本の名前の密意は、日本が世界の王(=おお)となるひな形(=もと)を作る、ということだそうです。(おお、もっとも

 

さて、上記「ひな形」というのは出口王仁三郎さんの言葉であり、よく「日本は世界のひな形」と言われています。詳しくは「雛形経綸」でググって頂きたいのですが、ざっくり説明すると、日本で起きたことがひな形(原形、プロトタイプ)となり、将来転写されて実地(=世界)に起きることを言います。また、大本が日本のひな形となっているときもありました。

 

ひな形と実地について、以下に3つほど例を挙げます。

 

ひな形  → 実地

黒船来航 → オープンコンタクト(地球外生命体と人類のオフィシャルな接触)

明治維新 → 世界連邦政府の樹立

文明開化 → 地球外生命体の技術導入による超高文明化社会の到来

 

矢印の左側がひな形、右側が実地です。

なんとなく分かっていただけたでしょうか?

 

一厘の仕組みの時期

一厘の仕組みは実は20年ほど前にすでに行われており、期間は2000年1014~2005127日の1567日間。仕組みが行われたメインの場所はドイツ、2003年10月以降は日本だそうです。下記の引用にある日数の1567日とピッタリ同じですね。まさに「毛筋の横幅も違わぬ神仕組み」です。

 

出口王仁三郎「如意宝珠、その殻玉は独国(ドイツ)に埋められて、その精は日本から発動をする。」

伊都能売神諭「独逸(ドイツ)へ渡りた八頭八尾の守護神は、大きな世界の戦を始めた其の間の日数が千と五百六十七日」

日月神示「海一つ越えて寒い国に、まことの宝 隠してあるのざぞ」

 

 

一厘の仕組みの具体的な内容

さて、一厘の仕組みの具体的な内容ですが、これが衝撃的です。

それは何かというと、

「Iさん=日本」

なのです。

 

 

・・・・・・?!?

ですよね。

 

なので、もう一度いいます。

「Iさん=日本」

なのです。

 

日月神示「日本の国はこの方の肉体と申してあろうがな、どんな宝もかくしてあるのだぞ、神の御用なら、何時でも、どんなものでも与えるのだぞ、心大きく持ってどしどしやりてくれよ。」

上記、「日本は世界のひな形」と書きました。日本=ひな形、世界=実地です。では、日本を実地とする場合、何をひな形とすれば良いのでしょうか?という話です。それが「Iさん」なのです。

具体的な内容としては

「Iさんが海外において学術分野で位(博士号)を授かるということが、日本が世界の王となるひな形であった」

とのことです。(たしかに、その学術機関には、世界中の様々な国々から人が集まっていたそうです。)

これが、神の究極の切り札、言うに言われぬ最後の一厘、一度あって二度無い仕組みの秘策中の秘策だったのです。

(後述しますが、これを出口王仁三郎さんから明かされたのは、仕組みが終わった後のこととなります)

大本神諭「後にも前にも末代に一度より無い、大望な霊魂界と現世界との大革正であるぞよ。神の申す事は、毛筋程も違はぬ事ばかりであるぞよ。是が違ふたら、神は此世に居らんぞよ。」

大本神諭「此の仕組で無いと、万古末代は永続かんから、判らん経綸がしてあるぞよ。」

大本神諭「日本の霊の本には一厘の秘密が致してありて、世界の人民の判らん智恵や額で考えても、悪では何でも出来ん事があるぞよ」

大本神諭「一厘の仕組で三千世界を立直すのは、綾部の大本より外には無いぞよ。今この仕組が日本の人民に判りたら、三千年の神界の仕組が成就いたさんから、今の今までは誠の元の一厘の所は申さんから、疑ふ人民は未だ未だ有るぞよ。富士と鳴戸の昔からの経綸が判りて来たら、世界は激しく成りて、外国が薩張り帰順いたして日本へ末代従ふやうに成るぞよ。」

大本神諭「世界中の事であるから、何ほど知恵や学がありても、人民では判らん事であるぞよ。この仕組判りてはならず、判らねばならず、判らぬので、改信が出来ず、岩戸開きの、末代に一度の仕組であるから、全然、学や知恵を捨てて了ふて、生れ赤児の心に立返らんと、見当が取れん、六ケ敷仕組であるぞよ。今までの腹の中の垢塵を、さつぱり放り出して了はんと、今度の実地まことは分りかけが致さん、大望な仕組であるぞよ。」

 

日月神示「富士と、鳴門の仕組みいよいよぞ、これが判りたならば、どんな人民も腰抜かすぞ。」

日月神示「一厘(の仕組み)の事は知らされんぞと申して あろう。申すと仕組み成就せんなり。知らさんので、改心おくれるなり。心の心で取りて下されよ」

日月神示「世の元の大神の(一厘の)仕組みというものは、神々も判らん仕組み、判りてはならず判らねばならず、なかなかに難しい仕組みであるぞ。知らしてやりたいなれど、知らしてならん仕組みざぞ」

日月神示「アクの神も元の神の仕組を九分九厘までは知ってゐて天地ひっくり返る大戦となるのだぞ

残る一厘は誰も知らぬ所に仕かけてあるがこの仕組心で取りて呉れよ。世界中まるめて神の一つの王で治めるのぞ。」

日月神示「今度の戦は神力と学力のとどめの戦ぞ。神力が九分九厘まで負けた様になった時に、マコトの神力だして、グレンとひっくり返して、神の世にして、日本のてんし様が世界まるめてしろしめす世と致して、天地神々様に御目にかけるぞ。」

Iさん曰く、一厘の御用は多大な困難を伴うものだったようで、正直、2度ぐらい本当にもう諦めようと思ったときがあったそうです。学問的な困難以上に、それ以外の部分での理不尽さの方が大きかったそうでドイツの部屋で一人3日近く泣き続けたことがあったりと、人生で一番泣いた期間だと言っていました(←でもプライベートでは、一番幸せな時期でもあったそうです)。そこをなんとか踏ん張れたのは、それよりもさらに辛く苦しい地獄のような霊障の経験を18才~20才でしていたからだそうです。それまでは、神様は本人が越えられるレベルの試練を与えるものと思っていたそうですが、あれは絶対に神様が匙加減を間違えたと思ったそうです(今でもちょっと恨んでいるらしいです)。でも、その時に「世の中に僕と同じ苦しみを味わっている人がいるのであれば、それはあまりにも可哀想すぎるから、その人たちをみんな救いたい」と涙ながらに決意したそうです。また、大本の出口日出麿先生がIさんよりもっと大変な霊障や拷問に苦しめられていることも本「神仙の人 出口日出麿」を読んで知っていたので、日出麿先生が当時心の支えになっていたそうです。

 

九分九厘の仕組み

また、上記の一厘の仕組みと同時並行して、とある団体により九分九厘の仕組みも行われたそうです。ただ、その団体はいわゆる宗教団体ではないそうです。

出口王仁三郎「みろくの世に宗教があってどないする」

出口王仁三郎「この大本は宗教やないで、神業団体や、この意味わかるか」

九分九厘の方では、「(ひな形ではなく、実際に)日本の位が上がる仕組み」と、そちらにも参画したIさんも含めて思っていたそうです。しかし、最後の最後にグレンと手のひらが返って、どんでん返しでアテが外れることになります。(仕組みの最後のほうの2005年1月には「彗星ととも救世主が出現する」といったFAXもあったようですが。)この九分九厘と一厘の仕組みが、「富士と鳴門の神仕組み」となります。

 

大本神諭 (明治32年旧71)「「アンナものがコンナものに成りた」と世界の人民に改心致させる仕組であるから・・・」

大本神諭「この大本は地からは変性男子と変性女子との二つの身霊を現はして、男子には経(たて)糸、女子には緯(よこ)糸の意匠(しぐみ)をさして、錦の機を織らしてあるから、織りあがりたら立派な文様が出来ているぞよ。神界の意匠を知らぬ世界の人民は、色々と申して疑がへども、今度の大事業(たいもう)は人民の知りた事ではないぞよ。」

大本神諭 「誠の人を西と東に立別けて御用がさして在るぞよ。この事解りて来たなれば、三千世界が一度に開くぞよ。綾部に九つ花が咲いたならば、万古末代枯れぬ花であるぞよ」

大本神諭「世に落ちて居る神と、世に出て御出でる神と和合致さな、世は治らんぞよ。」

日月神示「残る一厘は悪の中に隠してあるぞ。」

霊界物語「富士と鳴戸の経綸と神諭に示し玉ふは、陰陽合致、採長補短の天地経綸の微妙なる御神業の現はれをいふなり」

 

「富士と鳴門の神仕組み」により出されたひな形群

Iさん「もし、日本が世界の王となるひな形を作るだけでしたら、一厘の仕組みだけで良い訳ですが、九分九厘が一厘によってひっくり返されるひな形も同時に作られました。これは少なくとも、以下の5つぐらいのひな形になっていると思います。」

  1. 九分九厘は悪の鏡と神示にあるので、ネガティブからポジティブへのネガポジ反転のひな形です。陰極まりて陽であり、地球がネガティブの極致まで行ったところで、一気にポジティブ側に反転するというひな形です。夜明け前が一番暗いですが、それが一厘の仕組みが成就して、岩戸が開き、日が出てくるというのは、このネガポジ反転を上手く表現していると思います。
  2. 九分九厘足す一厘で十厘となり(成る十())、数字の桁があがる=位が上がるということで、地球の次元上昇(アセンション)のひな形にもなっていると思います。
  3. 九分九厘は外国の鏡とありますので、一厘の仕組みの成就を99+1=100と解釈すると、一の位と十の位が9から0になって、百の位に1が新たに登場するので、たくさんある国の権力とか軍備を無くして、1つの王(日本)を頂いて治めるようなひな形にもなっていると思います。
  4. 99に象徴される罪穢れ(=天変地変の原因となる天津罪・国津罪)を今際の際(いまわのきわ)の最後の一厘、鳴門渦潮の霊力でシュパーンと0にして禊ぐというひな形にもなっていると思います。
  5. 最後に、艮(うしとら)の金神の立て替え立て直しのひな形です。立て替えとは、創造のための破壊(99→0)、立て直しとは、良きものの創造(0→1)です。艮の金神の「艮」とは、「良」という字から、最初の点を取ったものです。この「点を取る」ということが、創造のための破壊の働き、枯らす働きであり、世界升掛ならす(=升で盛り上がった部分を棒を引いて取り除いて平らにすること)という艮の金神の働きです。ただし、人間側としては、どこまでも「大難を小難、小難を無難に・・・」という姿勢が大事だと思います。

1,3→大本神諭「日本の国には九分九厘行ったところで、一厘の秘密がある。手のひらを返すという事が書いてあろうがな。邪神界(がいこく)の悪神を帰順させてしまふぞよ。」

3→大本神諭「外国は家来の世で有るから、王無しに致すぞよと初発の筆先に出して在るが、七王も八王も王が有れば、世界の口舌が絶えんから、天地の誠の統一神の王で治める経綸が致して在るぞよ。」

4→日月神示

「富士とは火の仕組ぞ、ウズ海とは水の仕組ぞ」

「今迄の事は皆型でありたぞ、江戸の仕組もお山も甲斐の仕組も皆型ぞ、鳴門とうづうみの仕組も型して呉れよ。尾張の仕組も型早よう出して呉れよ。型済んだらいよいよ末代続くまことの世直しの御用にかからすぞ」

「二二と申すのは天照大神殿の十種(とくさ)の神宝に (テン)を入れることであるぞ これが一厘の仕組  二二となるであろう これが富士の仕組 七から八から鳴り鳴りて十となる仕組 なりなりあまる ナルトの仕組  富士(不ニ)と鳴門(ナルト)(成答)の仕組いよいよぞ これが判りたならば どんな人民も腰をぬかすぞ 一方的に一神でものを生むこと出来るのであるが それでは終りは完う出来ん 九分九厘で【リンドマリ】ぞ 神道も仏教もキリスト教もそうであろうがな  卍(ぶつ)も十(キリスト)もすっかり助けると 申してあろうがな 助かるには助かるだけの用意が必要ぞ 用意はよいか このこと大切ごと 気つけおくぞ なりなりなりて十とひらき 二十二となるぞ 富士(普字)晴れるぞ 大真理世に出るぞ 新しき太陽が生れるのであるぞ」
「ナルの仕組とは【成十】(七 十)の経綸であるぞ 八が十になる仕組、岩戸(言答)ひらく仕組 今迄は中々に判らなんだのであるが 時節が来て 岩戸がひらけて来たから 見当つくであろう 富士(二二 普字)と 鳴門(ナルト)(七 十 成答)の仕組 結構致しくれよ」

5→大本神諭「神が表に現われて、三千世界の立替立直しをいたすぞよ。用意をなされよ。この世はさっぱりさらつの世に替えてしまうぞよ。三千世界の大洗濯大掃除をいたして、天下泰平に世を治めて、万古末代つづく神国の世にいたすぞよ。神の申したことは一分一厘違わんぞよ。毛筋の横巾ほども間違いはないぞよ」

 

機織りの仕組み

大本の仕組みは、機織りの仕組みと言われています。織っているいる間はどのような模様になっているか分からないけれど、織りあがったらきれいな錦の模様になっていることが分かる、というものです。上記の期間、Iさんは機の模様が分からないどころか、自分が織っているという自覚すら無かったそうです。(逆にこんなこと本人に自覚があったら大変ですよね。)

 

神諭「身魂の研けた人民から神徳を渡すから誰に由らず身魂次第で、神界から黙りて居りて御用を其人の知らぬ間に致さして居るから、其の覚悟を致してをらねば大間違いが出来るぞよ。神界は誰彼の区別はないから、身魂の研けた人民から其れぐの御用に使ふてをるから、未だ此の大本の名も在所も何も知らぬ人民でも結構な御用が命して在るぞよ。其れで此の大本は外にも沢山に経綸の御用が致さして在るから、油断は一寸も出来んと申して、いつも筆先で気を付けてありたのじやぞよ。」

 

それが、仕組みが終わった2005年の2月から、不思議なことがIさんに次々と起こり、明かされていくことになります。これが次のセクションでの話となります。ちなみに、「仕組みの終わり」のことを、出口王仁三郎さんの霊界物語の信天翁(あほうどり)の中では「みのか尾張」と表現しています。また、この文章や、以下の引用の神霊界の隠し文などは、(I さんではない)ある特定の人物一人だけが読んで分かるように出口王仁三郎さんが残された文であるとのことです。

霊界物語「今大本(おほもと)にあらはれた変性女子(=王仁三郎)は似而非ものだ。誠の女子が現はれて やがて尻尾が見えるだろ 女子の身魂を立直し 根本改造せなくては 誠の道はいつ迄も 開く由なしさればとて それに優りし候補者を 物色しても見当らぬ 時節を待つて居たならば いづれ現はれ来るだろ みのか尾張の国の中 変性女子が分りたら モウ大本も駄目だらう 前途を見こして尻からげ 一足お先に参りませう 皆さまあとから緩くりと 目がさめたなら出て来なよ 盲目千人のその中の 一人の目明きが気を付ける なぞと慢神してござる 王仁はこの言聴くにつけ お気の毒にてたまらない こんな判らぬ奴ばかり 盲目斗りがささやけり 

この歌を各自の事に誤解して 罪を重ぬる曲人もあり」

神霊会 大正九年七月一日号の隠し文「変性男子のみたまは先走り、女子の身霊は真の救世主、表の神諭ばかりで真の仕組み完成するに非ず 大化物の真相が分かれば 肝心の一厘判明せむ(大正九年七月一日)

 

 

さて、上記の通り、Iさんに当事者という自覚がないまま仕組みが終わった訳ですが、

このままで終わる訳がありません。

早速、仕組みが終わった翌月の2005年の2月から不思議なことがIさんに起こりはじめます。

 

後半はこの話となります。。

霊界物語「一人が判りたら皆の者が判つてくるなれど、肝心のものに判らぬといふのも、これには何か一つの原因が無けねばならぬぞよ。自然に気のつくまで待つてをれば、神業はだんだん遅れるばかりなり」

(Polaris 注:すみません、上記の霊界物語の引用元となった大本神諭の文章が見つかりませんでした。「世の中に3人、神の御心が分かりておれば、世の立て替えは進むなれど、肝心のものが気づかぬ。自然に気づくのを待っていたら仕組みが遅れるばかりなり 神が動くぞよ」といった内容のものだったと記憶してます)


 

後半へ続く