2011年5月21日(土)
憂鬱な日々だった。
4月7日に受診した人間ドックの胸部X線写真でひっかかった。
左の肺に異常陰影があり、要再検との所見だった。
当初はさほど気にはしていなかったが、ネットで調べると肺の腫瘍はやっかいとのこと。
引越に備えて身辺整理していたが、診断結果によっては、人生整理にシフトせねばならぬ、
と危惧していた。
そして、今日は再検。
通常は1枚の写真撮影だが、向きを若干変えて3枚撮影した。
検査結果を医師から伝えられるまでは憂鬱・意気消沈だったが、
私の順番がきて、「何も問題ないです」と言われた時はさすがにほっとした。
朝食を抜いてきたが、途端に空腹感を覚えた。
自宅への帰路、本屋で金儲けの本を立ち読みし、自転車のタイヤ購入のことも思い出し、
急になんとなく意味もなく前向きっぽくなってしまった。
年齢からいってあちこちポンコツなのは受け入れられるが、せめて平均寿命ぐらいまでは、
生きながらえたい、と思ったしだい。
なお、微妙な臓器の重なり具合で、陰影がでることもあるらしい。