信子の小部屋へようこそ。
このBlogは、魂とつながる時間になるように
という気持ちを込めて書いています。
今日の話
『最近、還暦になって人生の振り返りをしています』
をシリーズにしていこうと思います
今回は第2章です
不定期になりますが
読んでいただけると嬉しいです
長文になります
興味があったら読んでみてくださいね
人それぞれ生き方が違っていていいと思います
『年をとっても働いているなんて大変だね～』
『男がいないと生きていけないの？』
どんな生き方があってもいいのに。。。
よそ様から私を見たら
『もうずっと働いていないけど何やってるんだろうね』
『旦那さんが死んじゃって可哀想に』
そんなふうに見られているかも知れない
人が思うほど自分は何も思っていない
その人の生き方って神様が決めてくれているんだなと
つくづく思った事があります
それは
主人が亡くなる2年前に同じ教会に来ていたTさん夫婦
とても信仰深い人たち
夫婦仲もとてもよく見えた
奥さんは中学校の英語の先生
Tさんは某有名な病院の事務長
Tさんの実家はお父さんが教会の牧師をしている
幸せを絵に描いた夫婦だと思っていました
でも実際は違っていた
話せば長い話になるけど
結論から言ってしまえばTさんが自殺をした
この時は本当に信じられなかった
自殺をした原因は元はと言えば
Tさんの浮気から始まっている
何度も何度もTさんと奥さんは話し合ったんです
Tさんから『信じてほしい』と言われたと
言っていましたが
『信じようとした』
だけど結果としてTさんを追い詰めてしまったんです
奥さんと私は時間をかけて色々と話しました
信じていた人に裏切られるって本当に辛い
なんでTさんを信じてあげなかったの
と言う人もいますよね
でも本当にそう思いますか
『信じる』って
『信じなくっちゃ』
『信じよう』
と軽い気持ちではいくらでも言えます
心がボロボロになるまで傷つけられ
勤務先である病院を辞めない限り
その女性と顔を合わせることになる
そう思ったら耐えられないですよね
信じるって難しいんです
その人の人生を決めているのは神様だと
先ほど言いましたが
本当にそうなんだなと思った出来事がありました
奥さんはTさんの遺志を継ぐんだと
一生懸命生きようとしていました
でも本当の彼女の心の中は私たちには見えません
ある時、海外で彼女は身体の不調で倒れ入院します
そこで出会った人に
Tさんを重ねてしまって二年後には結婚することになります
聞いた時は耳を疑いましたが
それが彼女の生き方なんです
こんな話をして信じてもらえるか分かりませんが
私の主人はTさんが自殺をしてから3年後に亡くなりました
彼女はガムシャラに働いて
『主人の遺志を継ぎます』とボロボロの心を見せずに笑顔で。。。
私は彼女とは正反対なんです
私と言えば
もう心ここにあらずで暗いトンネルの中に
自ら入っていったような感じ
それにわざと鬱になったというか
そんな感覚があります
今思えば不思議な感じなんです
私がそのトンネルから光にでるまで７年かかりました
それに対して
彼女はツライ悲しい気持ちひとつ出さずに
『主人の遺志を継ぎます』と言っている
はたから見ると
『立派な人だね。Tさんの遺志を継ぐなんて』
『頑張ってくださいね』
と思ってしまいます
でもね
彼女は自分がTさんを自殺に追いやってしまったと
思っているんです
心のケアをする必要があったのに
遺志を継ぎますと頑張ってしまった
ここの違いなんです
神様は心の中をよくご存じなんです
私は７年間という心を癒す時間がありました
辛い日々でしたが
徐々に心が光に向かって外に出て行こうと前向きになれました
罪悪感も色々ありましたが
それも乗り越えてきた
娘たちも近くにいてくれて
私のやりたいことに対して手伝ってくれました
そういう経過があって今の私がいます
神さまは
『あなたは大丈夫だよ』
『家族でやりたいことをやりなさい』
と
ずっと見守ってくれていたんです
でも彼女は違ったんです
無理して頑張って
頑張ることで心の傷も少しは癒えたのかも知れません
でもいつか心がボロボロになる
そんな時に運命の彼との出逢いがあったんです
彼女が言ってました
その彼を一瞬見てTさんだと思ったと。。。。
Tさんが私の所に帰ってきてくれたんだよ。。。と
この言葉で分かりますよね
神さまって
この人にとって何が必要なのか分かっていて
それを与える
偶然のようだけど偶然ではない
このことがあって
ちょっと思ってしまったことがありまして
『なんで彼女には素敵な彼ができて』
『私には出逢いもなければ何もない』
何でよ～～
と思ってしまいましたね（笑）
でも
ちゃんと理由があるんだと思いました
彼女には彼女の必要な事が
私には私の必要な事がね
必ずその人に必要なことが与えられるんだなと。。。
彼女は今、素敵な彼と幸せに生きています
あの頃には気付かなかった事が
今、気付くことってあるんですよね
長文を読んでくださってありがとうございました
お洒落なカフェで本を読みたい
霊気ヒーリング
』
『受け入れる』
