久しぶりの更新になります…
前回のブログで、桜


私の実姉には息子が三人。
次男(私にとっては甥っ子)は一番に結婚をして、5才、2才、9ヶ月のパパ、左官職人になって独立。
小さい頃の甥っ子は愛嬌ある人懐こい性格でした。
成長と共に会う機会も少なくなって、私が最後に会ったのは実父の葬儀(8年前)の時でした
がその後の暮らしぶりは母や実姉からよく聞いてました。
左官職人になった甥は、実家の蔵の外壁を塗り替えしてくれたり、実姉が孫を連れて実家に遊びに来たりしてたようです。
5才になる甥の長男は、小さい頃の甥に瓜二つ(笑)
こんなに似ている親子も居ないよね(笑)っていつも話してました。
その甥が、
前回のブログの日の朝、
34才で他界してしまって…
家族がいる家の中で寝ていたのに、心筋梗塞でひとりで旅立ってしまったようです。
訃報を聞いたのは翌日なんですが、詳しい時間を聞くと、私が散る前の桜を見に行こうかな~って考えていた時間。
散り始めてる桜と一緒に旅立ってしまった甥の命。しかも、3人の子供とまだ若い奥さんを残して逝ってしまいました。
家族を残して逝ってしまった甥の無念、
息子に先立たれた私の姉の悲しみ、
孫に先立たれた私の母の辛さ、
父親の思い出も殆ど無いままに残された子供ら、
どれを思っても辛くて…悲しくて…
涙雨の通夜、告別式。
甥っ子にそっくりな5才の長男は大勢の参列者に愛嬌を振舞っていました。
長男はもちろん、下の二人の子供らも父である甥っ子の記憶は無いまま成長していくのかと思うとそれはまた悲しみを大きくするものでした。
そして、昨日
49日法要と納骨を行いました。
甥っ子の魂は仏様になって昇天。
あちらでの名前(戒名)には、虹の文字が入ってます。
聞くと、虹には左官職人の意味があるのだそうです。
色々な色を塗る…と言う意味だそうです。
土手の上の公園墓地からは、富士山が見えるとの事、残念ながら昨日はみられませんでした。
近くには甥っ子家族が遊びに行ってたと言う牧場がありました。
墓石にも虹

『彼は私たちの太陽でした…』
義兄の言葉通り、明るく楽しい甥っ子には友達も多く、通夜、告別式には500人近く見送ってくれてました。
34才の若さで天国へ旅立ってしまった甥っ子
雨上がりの空には大きな虹を描いて3人の子供と奥さんに見せてあげてね…
雨が上がったら虹は出てるかなって見上げるからね…



昨年は長女の闘病が始まり、
今年は甥っ子が天国へ
桜の時期に辛い思い出がまたひとつできちゃっいました
