今年草創1300年を迎える
西国三十三札所。
2020年まで様々な記念行事を行っています。
4月にかけては
11寺院で「早春の特別拝観」が開催されます。
今回は大阪府内の2寺院についてご紹介します。
大阪府
第四番札所 施福寺
大阪府和泉市の槇尾山山中に建つ『施福寺』。
南北朝時代成立の寺史である『槇尾山大縁起によると、
欽明天皇(在位は539~571?)の時代に
行満上人が創建したものであるとのこと。
修行の地として栄えた山寺で、
今でも厳しい石段を上らなければ参拝できない、
西国三十三所の札所の中でも難所となっています。
幸運をもたらす福の神・七福神
(恵美寿神、大黒天、毘沙門天、弁財天、福禄寿神、寿老神、布袋尊)が
特別公開。(↑写真は毘沙門天)
ご本尊の「弥勒菩薩坐像」など、仏像も多数公開されます。
3月24日(土)~5月7日(月)
http://www.saikoku33.gr.jp/place/4
第二十二番札所 総持寺
大阪府茨木市にあるお寺。
平安時代に、四条流庖丁式の創始者でもある、中納言藤原山蔭卿が創建したとのこと。
亀の恩返しにより開かれたお寺なんだそうです。
(詳細は公式HPで)
秘仏御本尊「千手観世音菩薩像」が特別御開扉。
亀の背にのる珍しい姿をしている観音さまです。
3月17日(土)、
6月1日(金)~6月30日(土)