そろそろ気になる紅葉だより。
11月には燃えるような紅葉を楽しみたい!
おすすめなのが、西国三十三所、兵庫県にある3つの寺院です。
時期を合わせて、とっておきの宝物を公開する「晩秋の特別拝観」
第二十五番札所播州清水寺
(兵庫県加東市平木1194)
根本中堂の御本尊「十一面観世音菩薩」
播州清水寺を開山した法道仙人一刀三禮の作と伝わるこの秘仏を30年ぶりに公開。
特別拝観期間中のみ、紺紙に金色で書いた特別朱印も授与されます。
期間:11月1日(水)~30日(木)
約1200年前、征夷大将軍坂上田村麻呂(758年~811年)が奉納したと伝わる、騒速(ソハヤ)と言われる太刀。三口のうち二口を公開。
一般公開は1981年に重要文化財に指定されてから36年ぶり、播州清水寺では初めてです。
期間:11月10日(金)~30日(木)
第二十六番札所一乗寺
(兵庫県加西市坂本町821-17)
大悲閣(本堂)の内陣拝観と、御本尊の聖観世音菩薩(秘仏/ 重要文化財)を公開。
※観世音菩薩は人々を救済するためにあらゆる形態に変身する、いわば、なんでも屋さん。その基本形が「聖観音」です。
11月10日(金)~15日(木)
第二十七番札所圓教寺
(兵庫県姫路市書写2968)
塔頭十妙院と金剛堂を3日間限定で特別に公開。
塔頭十妙院では、狩野永納(江戸時代)の襖絵が観賞できます。
金剛堂(室町時代)では、仏壇を設け厨子が安置されていた、天女の天井絵を見ることができます。
11月17日(金)~19日(日)
紅葉狩りもかねて、古の宝物を鑑賞する、なんて、いかがですか?