アニメ映画2本、テレビシリーズ2本
世界中に熱狂的なファンを持つ士郎正宗のコミックス
「攻殻機動隊」のハリウッドによる実写映画化です
待ってました!待ってました!
脳神経をあらゆる情報ネットワークに直接接続できる“電脳化技術”、義手・義足のように体の一部をアンドロイド化する“義体化技術”が普及する世界。
事故によって体を失い、脳以外すべて義体という完璧な戦士として生まれ変わった、少佐、捜査組織交安9課のリーダーとして、サイバーテロと組織と対峙します。
捜査を進めるうちに、少佐は自分の記憶が操作されていることに気づきます。自分の命は救われたのではなく、奪われたのだと。
本当の自分とは?犯人とは、誰なのか?
サイボーグ化した経緯については、作品によって異なりますが、本作品では、「ほーーー!なるほど!」となります。
少佐役にはスカーレット・ヨハンソン。
彼女はこの役を演じるにあたり、こんな話をしています。
「サイバーテロとの対峙は思いがけず少佐を自己発見の道へといざなう」と。
「このキャラクターは自分に与えられた人生と、自分で選び取る両方があると考えるようになる。それがこの映画に参加したいと思った本当の理由。自分の真のアイデンティティーを見つけること、人間としての経験にはつきものの孤独感、そして誰もが持っているつながり--こうしたことはいつでも今日的なテーマだから」
確かに、作品を観ていると、見た目の状況も自分とは全く違う存在の少佐が、自分に近しい存在のように感じました。
私がこれまで生きてきた記憶、それは、少佐のそれとは違うけれど、時間の経過とともにところどころあいまいで、ぼやっとしていて。自然とできた人生のレールに乗って生きるのか、自分の意思で荒野に道を開くのか(アニメ「機動戦士ガンダムZZ」EDテーマ『時代が泣いてる』にも通じるものが・・・)
バド―役のピルー・スベック。
見た目はバド―そのもの。キャラクター設定や少佐との関係は?
ビートたけしがいい味だしてました。
そして、彼は作中でほとんど「日本語」で話します。ほかにも日本人の役者は出演していますが、皆さん英語なんです。
電脳化技術が発達した世界、言葉の壁は取り払われている、それを象徴しています。
ストーリーも
映像も
演出も
キャラクターも
全てが一体となって、ある意味、新しい「攻殻機動隊」が誕生したような感動を覚えました。
「ゴースト・イン・ザ・シェル」
4月7日公開です。
是非是非、絶対、見てほしい作品です。
公式HP↓