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スローカメライフ

リクガメ&ヌマガメの成長記録を綴っています。





昼と夜のセッティングを逆にしました。朝、水中でエサやりをした後は、水から出してタオルを敷いたコンテナの中で夕方まで過ごしてもらいます。


中央のはエサの入った水皿。アカムシと乾燥エビが入っています。









タオルだと水分が残ることもないので、しっかり体を乾燥させられて良いです。









しばらくすると潜り込んで寝ています。







さっき食べたばかりなのにまた食べてるのもいます。








気候もだんだんと秋から冬に移行してきて、日中の晴れ間も少なくなってきました。冬場の日光浴はなかなか難しいですが、天気の良い日はなるべく陽に当ててやりたいですね。








孵化からそろそろ一ヶ月が経とうとしていますが、とりあえず順調に育っています。


朝ご飯はだいたい9時過ぎ。
みんな枯れ葉の下で眠っているので、葉っぱをどけて起こします。









寒いのかまだ眠いのか、ぼーっとしています。

全員をぬるま湯を張ったプラケに移動して、強制的に起床。









エサは配合飼料と冷凍アカムシ。

最初はまったく食べなかった配合飼料ですが、アカムシと混ぜて与えているうちにだいぶ食べるようになってきました。飼料のほうがだんぜん臭いが強いと思うんですが、赤い色に反応しているんでしょうか、アカムシの方が以前食いつきが良いです。



ピンセットで一匹ずつ与えているのでエサやりにけっこうな時間がかかります。早く浮いているエサを食べてくれるようになって欲しいです。









食後は縁側で日光浴。
外の気温は低めですが、陽が出ているので家の中は暖かいです。



野生の仔ガメがどうやって冬越ししているか分かりませんが、おそらく冬眠はせずに陽がよく当たる場所で毎日甲羅干ししているのではないかと想像しています。









ケージの土がついて茶色い背中。










歯ブラシで汚れを落としてみると、うっすらですがイシガメ特有の橙色が見えました。









毎日、手でエサやりしていたので人にもかなり慣れました。










昼が水場メイン、夜が陸場メインで飼育していますが、そろそろ夜も冷えるようになってきたので、逆にしようかと考えています。





イシガメの仔ガメたちもだいぶ環境に慣れてきたようで、人が近づいても驚かなくなってきました。エサもしっかりと食べてくれます。



とは言え、いきなり人工飼料は食べてくれないので、最初は冷凍アカムシから。
ピンセットでつまんで鼻先にくっつけると臭いで分かるのか口を大きく開けるので、すかさず放り込みます。








中にはピンセットに齧りついてそのまんま持ち上がる仔も。



「ピンセット=エサ」という図式に慣れてきた頃を見計らって、徐々に人口飼料を食べさせようという作戦ですが、そう簡単には食べませんね。なんとか5頭中、2頭はこのやり方でだまして食べさせました。









アカムシと人口飼料ではだいぶ味が違うようで、口に入れられた瞬間に「あれ?」って表情しますね(笑)でもこれに慣れてもらわないと、今後の飼育が大変なので地道に頑張ります。











何もないと落ち着かない様子なので、水草と浮き草を入れてみました。それぞれ好きな場所を見つけて水中で寝ているようです。










水カビによる皮膚病が怖いので、夕方以降は陸場メインの水槽に移動。水に入っているのは昼間の5~6時間ぐらいですが、今のところ問題ないようです。夜は、それぞれ枯れ葉の下にもぐって寝ています。






体が大きくなってケージがせまく感じられるようになってきたポラリス。やはりストレスなのかガラス窓を開けるたびに外に出ようとするので、今日は気分転換にしばらく庭に出してみました。



温浴用の洗面器も簡単に出られるようにまで成長。最初に飼い始めたインドホシの中で、ここまで一番順調に育っています。









ついでにガリも風呂に入れて汚れたお腹を歯ブラシでごしごし。

二頭とも温浴はあまり好きではないので、ほとんど入れません。









今年の冬に植えたカツラの根元で休むポラリス。









亜熱帯産のリクガメですが、不思議と日本の紅葉も似合いますね。


















暑すぎず寒すぎずいい気候になってきました。一年で一番好きな季節です。
ニホンイシガメのベビーたち。よく観察すると甲羅もそれぞれ特徴があります。






最初に見つけた仔です。
右の肋甲板がずれて二枚目と三枚目の椎甲板の間に入り込んでいますね。甲板のずれたカメを育てるのは初めてなので、これからどのようになるのか想像がつきませんが、丈夫に育って欲しいです。








二番目の仔も同じ場所がずれていて、おまけに後脚の付け根あたりがかじられたように欠けています。ここから成長するにつれて修復できれば良いんですが、どうでしょうか。元気は一番あります。









三番目。甲板は普通に並んでいるようです。性格は一番おとなしくて、すぐに枯れ葉に潜りますがエサは最初に食べました。








四番目。ぱっと見正常なようですが、よく観察すると左の最後の肋甲板がずれて椎甲板に入り込んでいます。サイズは今のところ一番大きくてパワーもあります。







最後に昨日産まれたばかりの五番目の仔。夕方、次女が見つけました。甲板の境目がちょっと分かりにくいですが、正常に並んでいるようです。やや小さめですが元気いっぱい動き回っています。



というわけで5頭中、3頭に甲板ずれがありました。これくらいの確率が普通なのかどうなのか?自然孵化と人口孵化で違いがあるのか?
大した知識もないので原因はよく分かりませんし長い年月をかけて究明するだけの根気もありませんが、市場に出回らないだけで意外に多いのかもしれませんね。



甲羅の形はさておき、色がそれぞれどのように変化するのか楽しみです。