
インドホシガメのポラリスですが、ここ最近ちょっと落ち着きがないときがあります。エサを入れる際にケージの窓を開けるとそばに寄ってきて、しばらくガラスをガシガシと擦ったり首をのばしたりしてきたり。
庭に出してもほとんど動かないので、せまい場所でストレスを感じているわけでもさなそうです。今年で4歳になるので、そろそろオスとの出会いを求めているんでしょうか。ホシガメのメスがそういう行動をするのか分かりませんけど。体重が1.4kg近くあるので、大きさでいけば産卵は十分可能かと思われます。

こちらはポラリスの下のケージで単独で飼育中のガリレオ。年齢不明ですが、少なくとも5歳以上だと思われます。ここ半年ぐらいメスと一緒にしていません。オスはずっとメスと会わないでいると、生きる気力みたいなものがだんだん落ちてくる、というようなことを何かで聞いたことがあるので、たまにはメスと一緒にしたほうがいいのかもしれません。
というわけで飼育者の勝手な思い込みかもしれませんが、久しぶりに2頭を同じケージに入れてちょっと様子を見てみることにしました。興奮してストレスになるようならすぐに引き離そうかと思ったんですが、予想に反してどちらも落ち着いた感じです。

ちょっと目を離していたんですが、しばらくして見に行くとオスがマウンティングしていました。以前飼っていたメスはとても気難しくて、まったく相手にしませんでしたが、どうやらこの2頭の相性は悪くないようですね。しかしカメをペアで飼われている方はよくご存知かと思いますが、オスがどれだけ求愛してもメスがその気にならないと生殖は成功しないわけです。マウンティングしてても、大抵はオスの空振りですよね。
甲羅に隠れて確認しにくいんですが、メスの尻尾の根元あたりがぷっくりと膨れていました。リクガメ飼育者としての経験値がまだまだ浅いので、成功の是非はよく分かりませんが、何となく2頭の様子から交尾はうまくいったんじゃないかなと思います。
繁殖させるのが難しいといわれるインドホシガメですので、これがそのまま産卵に繋がるとは思いませんが、これからちょっとずつチャレンジしてみたいですね。