ケージ内は保温球と暖突で上部から温めているので、ケースを下から温められず、
すぐに土内部の温度を上げることは出来ません。
孵卵器が届くのを待って卵を取り出す予定でしたが、
温度と湿度の調整ができないのは不安なので、意を決して掘り出すことに。
スコップとスプーンで慎重に掘っていきます。初めてなので緊張しますね…。
産んだ場所は、産卵中ずっと見ていたのでバッチリです。
埋め戻した土は思いのほかやわらかくて、あっさり掘れました。
ありました!2個となり同士に並んでいます。
見た感じ破損したりとかはなさそうです。
産卵から1日半経っているので、取り出しす前に上下を間違えないよう印をつけました。
さあこれで大丈夫、では周りの土をどけてっと。
アレ?
スプーンの先が何か硬いものに当たった感触が…
3個目が出て来た!
てっきり2個だと思い込んでいたので、ビックリです。
産卵中ずっとそばで見てたと思ったんですが、見落としてた?
まあ、あのときは家族みんなでワイワイやってたしね。
じゃあ3個ということで、掘り出します。
卵を傷つけないように気をつけてっと…。
!!!!!!!!!!
4個目!!!!
2個が3個になって3個が4個に~。なんかもう訳が分かりません。
アンちゃんのスーパーイリュージョン?(笑)
どうやら見落としてたんじゃなくて、
1個目だと思っていたのが、実は3個目の産卵中だったんですね。
それなら辻褄があいます。
穴を掘り終わってすぐに産卵に入ったようですね。
アンちゃん、なかなか無駄のない動き。もしかして産卵に慣れているのか?
それとも人間がたんにトロいのか(笑)
卵をぜんぶ取り出しました。穴ボコを上から見たところ。
5個目がないか念入りに調べましたが、もうありませんでした。
あと1個はまだお腹の中のようです。
それにしても穴はケースの底まで達していたんですね。
保温のことを考えると取り出して良かったかもしれません。
卵の重さはそれぞれ、①21g、②21g、③20g、④20gでした。
レントゲン写真どおり、ほぼ同じですね。
タッパーにバーミキュライトをしいて、動かないよう半分埋めました。
形は丸かったり細長かったりと、ちょっとずつ違うようです。
卵の上下が少し白くなっているように見えるのは気のせい?
有精卵だと嬉しいですが、果たして…。
下段ケージにスペースを作って、即席孵卵器を入れたところです。
囲いは、以前DIYで作ったよく分からんオブジェ。これで誰も卵には近づけません。
30℃をキープできるよう、サーモのセンサーと念のため温度計も設置。
とりあえず明日ちゃんとした孵卵器が届くまではこれで大丈夫でしょう。