久々にミュージカルを観劇しました
日生劇場に来たのは本当に久々です。
調べたら、2019年1月のラブネバーダイを観劇して以来なので、4年ぶりです
日生劇場は芸術的な雰囲気があるところが好きです。ソファーが多いのも良き
⬇️キャスト表です
江戸時代末期、鎖国時代の日本を舞台にした作品なのですが、西洋のクリエイターによって日本を描かれているのが興味深かったです。
そして、作曲がソンドハイム。
恥ずかしながら、私はソンドハイムさんの事をよく知らないのですが、とても難解な曲で有名なのですね。
確かに歌うのが難しいそうな曲調でしたが、出演者の皆様歌が上手くて素晴らしかった‼️
アンサンブル一人一人の歌声が劇場に響いていて、心地よかったです。
特に印象に残っているのが、たまて役の綿引さやかさん。
綿引さんのエポニーヌを観たことがあるのですが、彼女の『オン・マイ・オウン』の歌声がとても好きでした。感情を外へ外へと吐き出して歌うエポニーヌ役者が多い中で、綿引さんは切々と表現していて心に訴えかける歌い方でとても惹きつけられました。なので、とても印象に残っていたのですが、改めて、たまての歌声を聞いて同じ事を思いました。
心に響く素敵な歌声でした。
海宝直人さん演じる香山の妻役なのですが、海宝くんとのデュエットがとても素敵でした

二人で鮎を釣っているシーンも嫉妬してしまうくらい(笑)仲睦まじくてとてもお似合いでした。
それだけに、たまての最後は悲しいですよね🥲
久々に舞台で観た海宝君。
このミュージカルは、心に残る様な歌い上げる大ナンバー的なものはなかったのですが、歌が上手い海宝君だからこそ、成立できたのですよね。
そういう意味では大満足です。
お国に対して忠実な香山役は海宝君に合っていてとても良かったです

ジョン万次郎役のウエンツ瑛士さんも好演していました。
ジョン万次郎の最後が衝撃的だったのですが、これは事実なのでしょうか!?
劇団四季の『ジョン万次郎の夢』を観た事があるのですが、、。
細かい内容は忘れましたが
、14才の少年時代から鎖国の扉を開く立派な武士になるまでを描いていて感動したのを覚えています。

その当時は、四季のファミリーミュージカルは終演後に出演者のお見送りがあったのですよ。
私は、万次郎役を演じた田邊さんと握手をしてもらい舞い上がってしまったのを覚えています

そんなこんなで、良い思い出しかないジョン万次郎。あの様な最後を迎えるとは、、。
それから、これは私の体調に問題があったせいかも知れないけれど、、。
三人の水兵と振袖の女性の場面は、歌がとても長く感じてしまいましたし、演出もしんどかった

精神的に疲れていたので、余計にそう感じたのかもしれません。
私は一度きりの観劇でしたが、一度では咀嚼出来なかった様に思います。
きっと、何度かリピートしたらもっと良さがわかる舞台なのだろうな。
でも、出演者の皆様の歌声に感動出来ましたし、観る事が出来て良かったです。
本日東京公演千秋楽ですね。
素敵な千秋楽になります様に
✨
