宙組『Never Say Goodbye』配信視聴♪ | ジュニのマイペースdiary♡

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大好きな観劇(宝塚&ミュージカル)の事をマイペースに綴っています(*'▽'*)


宙組公演の配信を視聴しました音譜

私のGWのメインイベントです笑



この作品は、2006年に上演され、当時の宙組トップコンビ和央ようかさん&花總まりさんの退団公演でした。


最近トップスターのサヨナラ公演をよく再演しますよね。


私はタカハナコンビ(和央さん&花總さんコンビ)の大ファンだったので、ネバーセイグッバイは特別な公演です。


でも、当時の宙組生への当て書きが優れているとは思えなかったので、『川霧の橋』や『バロンの末裔』の再演ほどは抵抗はありませんでした。

→当時のスターさん、作品に思い入れが強いほど再演は抵抗がありますよね。


なので、作品を懐かしみながら楽しく見られると思っていたのですが、、。


ジョルジュが歌う『僕はデラシネ♪』や、ビーチで歌う主題歌を聞いたら思い出がグワっと蘇り、冷静には見られなかった😅💦


私にとって、剣幸さん時代〜天海祐希さん時代までが第一の青春だとしたら、タカハナコンビ時代は第二の青春なのです。


なので、和央ようかさん、花總まりさんの台詞の言いまわし、歌声が心に染み付いているのだなぁと。


初演の時はジョルジュ(和央さん)とキャサリン(花總さん)の恋物語が軸の様に感じました。


あくまでも私感なのですが、お互いにとって運命の人だと納得せざるを得ない雰囲気があった。


なので、ジョルジュが恋人のエレンを振ってしまうシーンも、仕方がないと思わされたのですよね。


今更ながら、小池先生のトップコンビの当て書きは素晴らしかったのだと気付いた次第です(笑)。


もう一つ冷静に見られなかったことが起こりました。


配信は5分位前から劇場の様子を映してくれるのですが、開演時間ギリギリに、和央ようかさん&ワイルドホーンさんご夫妻が入って席に座られる所が映ったのです‼️


わたし、初演でジョルジュを演じた和央ようかさんと、同じ時に同じものを見ているんだぁ✨


始まるまえから興奮してしまいました笑


それに加えて、今ジョルジュを演じている真風涼帆さんは、初演のネバーセイグッバイで初舞台を踏んだのですよね。


真風さんのジョルジュは、男役の円熟期を迎えてとても素敵でした。


初演で初舞台だった真風さんが、こんな素敵なトップスターになっているなんて。


何だか感無量です泣き笑い泣き笑い泣き笑い


潤花ちゃんのキャサリンも、気負うことなく自然に演じていて良かったです。


真風さんとの並びもお似合いですねキラキラ


演技的にはとても良かったのですが、歌は少し厳しそうでした。


全曲をワイルドホーン氏が作曲しているのですが、初演の和央さんと花總さんのキーに合わせて作られたのですよね。

お二人ともキーが高いので、大変だったのではないかと。


特に潤花ちゃん。

ソロの愛の真実♪では、キーを下げて高音を回避していました。苦肉の策だったとは思うけれど、聞きやすかったし私は良かったと思います。


ただ、全般的にデュエットが綺麗にはもれていなくて残念でした。

特に、ジョルジュとキャサリンが初めて心を通わせるビーチでのデュエット。


歌の努力はされていたと思うのですが、ここは大事なシーンなので、うっとりとさせて欲しかったなぁ。

もしくは、無理にデュエットにしないで、真風さんのソロでも良かったかも。


辛口意見ですみません🙇‍♀️


ワイルドホーンさんの一つ一つの曲が素晴らしいので、どうしても気になってしまいました。


でも、コーラスはとても素晴らしかったですキラキラキラキラ


一幕最後のONE HEARTは、テレビ越しで聞いても迫力があり鳥肌が立ってしまいました。


今の世界情勢と重なる部分があり、16年前と見え方が違い、胸に迫ってくるものがありました。


今の宙組の方がピラミッドが出来上がっていて、安定感があるので、見応えがありました。


思えば、和央さんがトップの時は、新専科制度があり、二番手の役を専科生が演じていた迷走時代だったのですよねショボーン汗

これでは組のピラミッドが出来る訳がない。


なので、初演のネバーセイグッバイは、ジョルジュ&キャサリン+宙組のメンバーみたいな、トップコンビが浮き上がっている感じでした。


今回の再演を見て、『こんなに素晴らしい群像劇だったのか‼️』と、ビックリしましたびっくり


こういう再演だったら、充分にやる意味がありますねウインク


ただ、オリーブの丘でのジョルジュとキャサリンのシーンは、初演の方が心が揺さぶられましたね。

あれは、サヨナラ公演だからこそ感じられる名シーンでした。


和央さんの、あたたかく優しい歌声に、客席で嗚咽を堪えながら聞いた記憶が蘇ってきました。


サヨナラ公演は特別ですね。



・・・と、干渉に浸りながら観ていたのですが、フィナーレになり一気にテンションが上がりましたアップアップアップ


まず、せり上がって銀橋で主題歌を歌う芹香斗亜さんの歌声が素晴らしかったキラキラキラキラキラキラ


それから、男役さんがマントを翻すのは反則ですチュー

カッコ良すぎではないですかぁラブ飛び出すハート飛び出すハート飛び出すハート


トップコンビのデュエットダンスも素敵でしたキラキラ

潤花さんはダンスが素敵ですね。

うっとりとしてしまいました照れラブラブ


また初演の話になってしまいますが、、、。

ネバーセイグッバイの前に、和央さんはコンサートを行っていて、そのコンサートで怪我をしてしまい、コンサートは中止に。


退団公演の幕が開くのか心配でした。

無事に幕が開いてホッとしたのを覚えています。


こんな状態だったので、ダンスも和央さんの体に負担がない様な振り付けでした。

デュエットダンスもリフトはなし。


なので、本来ならこういうフィナーレが見られたのかな、なんて思ってしまいました。


・・・と、言いたい放題感想を書いてしまいましたが、再演版の『ネバーセイグッバイ』見られて良かったです。


東京公演千秋楽まで完走おめでとうございますクラッカークラッカークラッカー