またまたエリザベート観劇しました

3度目でMy楽です。
キャスト↓
今回が手持ちのチケットの中でマイベストキャストでした
✨

前回観た時とトートとルドルフが違うだけなのに感じ方が全然違くて、ダズル&トリプルキャストの醍醐味を感じました。
*トート(井上芳雄さん)
登場シーンは正に『トート降臨✨』という存在感でした。
歌の上手さは勿論のこと、トートダンサーを引き連れている姿は堂々たる黄泉の帝王。
最後のダンスは圧巻でした✨
*ルキーニ(成河さん)
熱いルキーニですよね〜。
実は前回観た時は、成河さんが一人で引っ張っている感じがして、若干浮いてる様に感じてしまったんです。
プロローグから既に熱量があって、
『エリ〜〜ザべ〜〜〜〜〜ト〜〜‼️‼️‼️』
って高い声を張り上げていたのですが、周りが付いてきていなくて。初っ端から大丈夫か??って思ってしまいました。
ところが、今回は井上トートも負けじと凄い迫力で『エリザベート‼️』と歌い上げていて、物凄くしっくりきたと共に、二人のパフォーマンスに全身鳥肌が立ってしまいました。
今まではルキーニはストーリーテラーとして見ていたのですが、今回はルキーニ目線で語られる物語を見ている感じでした。
こんな感覚は初めてです。
*フランツ(田代万里生さん)
プロローグから田代さんの美声が響き渡っていて、聞き惚れてしまいました。
花總さんとの並びは二人共ロイヤル感が漂っていて素敵ですよね。
皇太子時代から晩年までシシィへの愛がブレなくて。
それだけに、夜のボートが本当に切ないです

終盤で、ルキーニにナイフを渡すトートに対して、髪を振り乱しながら『やめろ〜‼️』と叫んでるフランツを見るのがとても辛かった。
この場面の三人のパフォーマンスは圧巻でした✨
*ルドルフ(三浦涼介さん)
声がこもって聞こえてしまうので、歌声が響かないのがもったいないなって思ってしまいましたが。感情が伝わる歌声でした。特に「僕はママの鏡だから」と歌う場面では、この世界に居場所がないという孤独感が伝わってきてジーンと来てしまいました。
*ゾフィー(剣幸さん)
四年ぶりの剣さんのゾフィー。楽しみにしていました‼️
役を誇張せずにシンプルに演じているのに、威厳や厳しさが伝わって来て流石だな、と思いました。
結婚式の翌朝のシーンで、シシィ対して厳しい事を沢山言いますが、それは意地悪ではなくてあくまでも皇后教育なのですよね。
ルドルフに対しての躾も国を守るため。
その部分がウタコさんの演技から凄く伝わって来ました。それだけに、亡くなる直前にフランツに意見をされるのは見ていて辛かった

亡くなる場面も、国を守る為に優しさよりも厳しさを優先して来た母親の気持ち。
心を鬼にして今まで生きて来たのだという事が痛いほど伝わってきました。
*エリザベート(花總まりさん)
6月に観た愛希れいかさんのシシィがとても良かったので、そろそろ世代交代かなって思っていたのですが、、、。
花總さんのシシィはやはり凄かった‼️
特に1幕最後の場面は、品のある佇まい、内面から滲み出る神々しさに加えて、貫禄も増して、平伏したくなってしまいました。
この感覚は何なのでしょうね。
花總シシィは二幕目が特に良かったのですが、少女時代の愛らしさが凄いなぁって思いました。
先日久々に宝塚初演のエリザベートの映像を見たのですが、当時も少女時代は可愛かったのですが、今の方がお転婆でより少女感が増した気がします。
パパみたいになりたい♪と歌う屈託のない笑顔が本当に可愛かった。
それだけに、二幕目で『パパみたいになれなかった』と歌う場面の対比が凄いなと。
この場面の花總さんは囁く様に歌うのですが、二階の後方までちゃんと歌詞も聞こえてきたし、孤独を抱えて生きた事を誰にも言えなかった苦しみも伝わってきました。
声量はほかのミュージカル女優さんに比べたらないかも知れないけど、花總さんの歌は私は好きです。お芝居の様に歌うというか、気持ちが伝わってくるのですよね。
私だけに♪も、最初は気持ちを囁く様に歌って、終盤にかけて気持ちを外へ外へと出す。気持ちが伝わる歌唱に心を奪われてしまいます。
エリザベートという役はいつまでも出来る役ではないし、後輩に譲る事も大事だと思います。
でも、花ちゃんのシシィを観てしまったら、まだまだ観たい‼️と思ってしまうのですよね。
今回も花總まりさんのエリザベートを観られて幸せでした

私の観劇は終わってしまいましたが公演はまだまだ続きます。
無事に千秋楽を迎えます様に、遠くから応援しています📣
この日劇場でブロ友様にお会いして、プレゼントを頂きました

新選組の飴です✨
次回の観劇は雪組公演なので(コンサートは除く)、『壬生義士伝』観劇に向けてテンションが高まりました





ありがとうございました
