10周年を迎えた1997年の公演から、私の観劇回数がおかしな事になってしまいました(笑)。
それまでは1シーズンに一回だったのが、石井さん&岡さんにハマってしまい何度も観たくなってしまって。
おまけにダブルキャストの魅力にもハマってしまい、全キャスト観なければ気が済まなくなってしまいました(^▽^;)
この年はいくつか演出が変わりましたね。
小さな変更点だと、アンジョルラスとマリウスの登場の仕方。
これまでは普通に登場していたですが、この年からは舞台上部にある橋の様なセットから上手側より、華々しく登場する様になりました✨
これにより、一階席で観る時は、
『いつか、 いつか、 いつか・・・♪』
のコーラスと共に上を見上げてお二人の登場を待つ、という習慣が出来てしまいました



新たに加わったのは、森でヴァルジャンとリトルコゼットが初めて出会う場面。
コゼット 『はい、コゼット♪』
私、この場面大好きなんです。
目の前にいる女の子がコゼットだったと知ったヴァルジャンが、愛おしそうに『コゼット‼︎』って言った時に、いつも涙が出てきてしまいます

この瞬間にヴァルジャンが、かけがえのない存在に出会ったのですよね。
原作でも、ヴァルジャンはコゼットと出会った瞬間から愛おしく思い、コゼットもヴァルジャンに守られている様な感覚になる、という大切な場面です

この場面は加わって大正解だと思います‼︎‼︎‼︎
あとは、エポニーヌがマリウスの腕の中で亡くなる場面も変わりました。
この年から、息が絶える瞬間にエポニーヌがマリウスにキスをして亡くなる様になりました。
恵の雨♪の歌詞で、エポニーヌは
『遠い道のりを辿り着いた♪』
って歌っていますが、それが全てだと思うんです。
彼女はマリウスの元に辿り着いて、マリウスの腕の中で亡くなる。これ以上の事は望んでなかったのではないかと私は思うのです。
新演出では、この場面はどうだったのだろう⁇→大事な場面なのに覚えていない(;^ω^A