レ・ミゼラブルの思い出 (8) 10周年の演出 | ジュニのマイペースdiary♡

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大好きな観劇(宝塚&ミュージカル)の事をマイペースに綴っています(*'▽'*)


10周年を迎えた1997年の公演から、私の観劇回数がおかしな事になってしまいました(笑)。

それまでは1シーズンに一回だったのが、石井さん&岡さんにハマってしまい何度も観たくなってしまって。

おまけにダブルキャストの魅力にもハマってしまい、全キャスト観なければ気が済まなくなってしまいました(^▽^;)



この年はいくつか演出が変わりましたね。


小さな変更点だと、アンジョルラスとマリウスの登場の仕方。


これまでは普通に登場していたですが、この年からは舞台上部にある橋の様なセットから上手側より、華々しく登場する様になりました✨




これにより、一階席で観る時は、

『いつか、  いつか、  いつか・・・♪』

のコーラスと共に上を見上げてお二人の登場を待つ、という習慣が出来てしまいました






新たに加わったのは、森でヴァルジャンとリトルコゼットが初めて出会う場面。

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ヴァルジャン『名前を聞かせて♪』
コゼット        『はい、コゼット♪』


私、この場面大好きなんです。

目の前にいる女の子がコゼットだったと知ったヴァルジャンが、愛おしそうに『コゼット‼︎』って言った時に、いつも涙が出てきてしまいます


この瞬間にヴァルジャンが、かけがえのない存在に出会ったのですよね。


原作でも、ヴァルジャンはコゼットと出会った瞬間から愛おしく思い、コゼットもヴァルジャンに守られている様な感覚になる、という大切な場面です


この場面は加わって大正解だと思います‼︎‼︎‼︎






あとは、エポニーヌがマリウスの腕の中で亡くなる場面も変わりました。

この年から、息が絶える瞬間にエポニーヌがマリウスにキスをして亡くなる様になりました。

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友達は、『最後にマリウスにキスを出来て良かったよね』って感動していたけれど、私は余計に切なくなってしまいました。


恵の雨♪の歌詞で、エポニーヌは

『遠い道のりを辿り着いた♪』

って歌っていますが、それが全てだと思うんです。


彼女はマリウスの元に辿り着いて、マリウスの腕の中で亡くなる。これ以上の事は望んでなかったのではないかと私は思うのです。


新演出では、この場面はどうだったのだろう⁇→大事な場面なのに覚えていない(;^ω^A