花組『金色の砂漠/雪華抄』観劇しました
2017年初観劇です(≧▽≦)
5日に観劇したので明日海りおさんの、
『明けましておめでとうございます』
という開演アナンスを聞く事が出来ました
心が洗われる様な清々としたお声で、綺麗な気持ちで新年を迎えられました✨
『雪華抄』は新春に相応しい日本物のショー。
幕開きのチョンパはやはり良いですね‼️
2016年の観劇納めは2階最前列センターの席だったのですが、幸せな事に2017年の観劇始めも2階最前列センターの席でした✨
幕が開いたら目の前に美しい日本物の世界が広がっていてうっとりしてしまいました。
中央の明日海りおさんはこの世のものとは思えない美しさ
日舞の事はよくわかりませんが、明日海さんの品のある佇まいや艶やかさは本当に日本物が似合いますね✨
私は特に若衆姿が好きです‼︎
今回のショーは、新春から始まり、夏→秋→冬→春へと季節が移り変わります。
特に冬のシーンで雪の華が舞い散る演出が綺麗でした
『金色の砂漠』は待ちに待った上田先生のオリジナルのお芝居。
楽しみにしていましたよ〜❣️
プログラムを読まずに観劇した方が良い、と教えていただいたので話の内容を全く読まずに観劇しました。
事前情報がなくても、話がスッと入って来るのは流石だなぁと思いました。
どんどん物語に引き込まれていき、展開にドキドキしながら観たのは久しぶりです。
花組生への当て書きも見事だなぁと思いました。
特に明日海りおさん演じるギィは、素晴らしき当て書きだと思います‼️
私は明日海さんが月組時代演じた、『春の雪』の清様がこの上なく好きだったのですが、このギィも清様と同じくらい明日海りおさんの魅力を引き出していたと思うんです。
屈折した愛を演じさせたら、明日海りおさんの右に出る人はいないのではないでしょうか(笑)
ギィは誇り高き奴隷の役。
誇り高き奴隷って何ってずっと気になっていたのですが、実は・・・だったというベタな展開。
このベタな展開も明日海さんが演じたらワクワクしてしまいました。
ムチで打たれて血で染まった服を着て復讐に燃える場面は、とても萌えてしまった(//∇//)
私はずっとこういう明日海りおさんが見たかったんですっ
目力も月組時代の威力が戻ってきたのも凄く嬉しかった
明日海さん以外では、テオドロス役の柚香光さんの美しさも必見です✨
特に、タルハーミネに膝枕されている場面は絵画みたいな美しさでした‼️
あとは、お歌をもっと頑張って頂けたら、、、。(切実)
役柄的にとても好きなのは、芹香さん演じるジャー。
ジャーとビルマーヤ姫との恋がとっても切なかったのですが、二人の間にはとてもあたたかい空気が流れていたのがとても良かった。
ジャーの愛は、ギィとは対照的に尽くす愛なのですよね。
あたたかく包容力のあるジャーを芹香さんはとても好演してしました。
今回はお芝居、ショー共に私好みの舞台でした
大満足だったのですが、一つ残念だったのはエトワールです。
今回は花乃さんだったのですが、エトワールは歌の上手い娘役さんにやって欲しかったな。
宝塚は歌や実力だけが全てではないのは仕方がないと思うんです。
特にトップ娘役さんは、見た目の美しさも大事ですし、タイミングだったり、相手役とのバランスだったり、、、。その他諸々、、、。
だからこそ、エトワールは実力重視で歌の得意な娘役さんにやって欲しいなと思ってしまうんですよね。
観ている方も、フィナーレの幕開きは美しい歌声を聞いてウットリとしたい。
退団の餞別の為のエトワールって何だか違う気がします。
最後は辛口コメントになってしまいましたが、この花組公演はあと2回観られる(予定)なので、とっても楽しみです
↑お正月の飾りがとっても綺麗でした