こんにちは！
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あなたの可能性を切り拓く！
『ビジネスリフト英会話』を教えています。
Globalish講師 高橋 アキです。
先日、ETAJという英語の先生の会で
参加しました。
CNN Glentsは世界20億人が視聴可能な
アメリカのニュース専門機関CNNの
ニュースを素材にした英語力測定テストで
朝日新聞社と共同開発による今年７月から
スタートしたオンラインテストです。
アメリカでリアルに放送されている
ニュース素材が元になっているので
“生の英語を素材にした今までにない
新しい英語力測定テスト”が魅力です。
この勉強会に参加するにあたって
私もCNN Glentsを受験してみようと
思ったのですが、残念ながら
第１回の公開テストはすでに終わって
いたので、第２回のテストを受験予定。
実際に、受験した感想はまた改めて
ご報告したいと思います。
さて、CNN Glentsの対策を考える勉強会では、
このテストをどのように生徒さんの
英語学習へのモチベーションの維持や
英語力向上に活用できるかという視点で
参加された先生方と議論をしました。
その議論をする前提で、勉強会を
主催してくださったミツイ直子先生が
第1回の公開テストを受験された方の
声をSNSから拾い、紹介してくれたのですが、
その中の声に、
「オンライン受験だから
カンニングができやすいのではないか」
という声がありました。
確かに、監督官もいないので自由に
スマホを触れますし、リーディングセクション
なんかはカンニングできるかもしれません。
カンニングしているかどうかはわからないので
スコアの信憑性に疑問が出てくるのも納得。
が、しかし！！
私個人的には、そこはそれほど問題では
ないのじゃないか、と思ったのです。
なぜなら、
カンニングする場合、検索時間がかかるため
必然的に回答できる設問数が少なくなるから。
たしかに、カンニングできない場合よりも
正解数は高くなるかもしれませんが、
目を通せる設問が少なくなれば、
その分取りこぼし問題も出てきてしまいます。
また、実生活から考えれば、
分からないことがあれば検索するし、
調べて回答することは当たり前のこと。
テストだから検索してはいけないと
カチカチに考えるのは、暗記型の
日本教育で育ったからゆえの反応
ではないかとも思うのです。
例えば、数学の授業では日本では
電卓を使ってはいけないことが
高校教育まで一貫していますが、
海外では中学生くらいから電卓を
授業で使わせます。
私がカナダに留学していた時代でも
数学の授業は教科書と電卓が
セットで必需品でした。
しかも、その電卓は私が日本で
見たことがないくらいたくさんボタンがあって
√など複雑な計算もできるものでした！
実際、社会に出れば今や計算は
エクセルや電卓を使用します。
暗算で会社の大事な売上やコストを
計算するなんてよっぽどのことが
ない限りありません。
ちなみに、海外で中学生から電卓を使用させるのは、中学校以降では考えることや説明に重きが置かれているからだそう。
さて、CNN Glentsの話に戻ると、
比較的安価なオンライン受験で
TOEICなどの他の資格テストの
準備や練習としてよさそうなテストです。
デメリットはカンニングができてしまう
可能性があることですが、
これは受験者が人としての良識や
受験の目的と照らし合わせて
個人で責任をもって判断する必要があります。
また、スコアをなんらかの考課で活用する場合
CNN Glentsに限らず、英検でもTOEICでも
スコア（級）と英語力が必ずしもイコールではない
ということを認識されることが大切です。
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