こんにちは
臨床心理士の湯浅です。
明けましておめでとうございます。いつもお読みくださっている方、2024年もどうぞよろしくお付き合いください。
また、震災の被害を受けられた方、その関係者の方には謹んでお悔やみを申し上げます。
実は4年勤めていた非常勤講師としての仕事が今年度で終了し、今日はその最終講義でした。
個人的に毎日同じオフィスに行って臨床をこなすことが難しい性格から、週に半日、臨床ではないお仕事が入っているのはとてもバランスが取れていたんです。
また、研究や大学での講義の方法は日進月歩で、常に現場でその変化を体感できることはとてもありがたいことでした。
個人的には普段あまり接することのない10代や20歳そこそこの学生さんの特徴なんかも観察できて(私のクライアントさんは30-50代が多いように思います)、とても勉強になりました。
4月からどうしようか今考えているところです。うまく非常勤講師の募集があればトライしたいですが、今大学はなかなか予算が厳しいとの噂、非常勤講師の口も減少傾向にあるようです。
その時間も有効に使って、今年中にやりたいことを抱負としてリストアップしてみました。毎年抱負を考えていますが、今年も皆さんにシェア(公言)することで自分を追い込んでみようと思います。
まずは多文化間カウンセリングのぜみやワークショップで使うワークブックを作ること。去年前半に出版社を探していましたが、なかなか企画に興味を持ってもらえず、半ば頓挫していた計画ですが、「誰も出さないなら自費ででも作ろう」とある日思い立ちました。
もともとたくさん売れる見込みの少ない、ニッチなニーズと、私が今までのワークをまとめたいという願望に基づいた計画です。大手出版社や宣伝をたくさんしてもらう必要はないと気づいたんです。(自費出版は元手がいるので、そこは痛いですが)
本を作成するのは初めてのことなので、是非とも編集の方にご指南いただきたかったですが、待ちすぎても意味がありません。ちょっと自分でまず形にしてみようと思っています。
もう一つは心理検査のパッケージを作ること。うちのオフィスには心理検査の分析と解釈が有能な心理士がいるにも関わらず、クライアントさんのニーズと心理検査をうまく繋げられていません。もう少しわかりやすいバッテリーとパッケージを作成して、クライアント様のニーズに合致するように企画したいと思っています。
あと一つはセミナーの動画化と一般向けセミナーの開始です。今までズームでやっていたセミナーをいつでも無制限、無期限で見られる動画に作りかえて、より利用しやすくすることが目的です。また、今まで心理臨床専門家向けのセミナーしかありませんでしたが、一般方向けの心理学のセミナーも開始しようと思っています。
書き出してみると結構ありますね。講師の仕事入れない方がいいのかもしれません…。ただこれらの仕事は〆切や制限がないので、ダラダラと先延ばしのしないように工夫が必要です。
ここで公言したからには、もっと具体的なプロセスも書き出して2024年の終わりには進捗を振り返りたいです。
皆様にとっても実りある1年となりますように。
Sincerely,
Aya Yuasa
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