今日は、全くジュエリー関係ないです。
でも、ジュエリーの道へ進んだときも
製作している時も、いつも一緒に
いてくれた猫のお話。
書くのを悩んだけれど、私も愛猫が
リンパ腫末期と聞いてから、たくさん
ネットで検索し、治療や最期をどうすごす
べきか?悩み、参考にしました。
だから、どんな状況だったか?何を悩んだか?
とか書きます。
見たくない方は、スルーしてくださいね。
長いです。
写真も不快なものがあるかもしれませんm(__)m
まだまだ元気だった2016年春。朝も晩もミャー。
16年間、私が泣いてる時は兄弟猫や
ワンチャンよりも
一目散によってきてくれてミャーと身体を
よせてきた、優しくて強いチャオ
私の彼氏でありお父さんみたいなキャラでした。
腎臓の悪かった弟猫チャイと一緒で、腎臓数値の
悪かったチャオ。4歳で弟猫が腎臓病で
生死を彷徨い、、、
それから両者PHケアご飯だったからか
そのあとは
兄弟揃って16歳まで熱中症くらいいがい、
病気にならなかったけど、
2016年春から老衰もあり、
二匹ともドライフードから柔らかタイプへ。
チャオはだんだん黒目が大きくなっていき。。。
完全に失明したのは2016,8月。上の写真は
失明したころ。
腎臓悪いのかな?とおしっこの色や匂い
をチェックしていたけど、なんだか
いつにもまして元気がない。
長毛猫だから、毎年6月くらいに毛をカットして
熱中症予防してたけど、毛布の上でぐったり
8月には週に何度も病院通いがはじまる。
極度の脱水。
腎臓や血液検査をしたけど、腎臓数値は
高いし末期腎不全だけれど、他にも原因がある
のではないか?と。。。
検査内容と、どこまでやるか?
それも悩みました。
16歳、人間なら80歳は超えてるわけです。
全身麻酔が必要な検査は老猫にはリスキー。
チャオの負担を考えると、辛い選択。
先のこと、治療するか?延命するか?
そこまで考えなくてはならない。
その上で何回麻酔できるの?麻酔なし?
何ができる?を考え、獣医さんに本当に
しつこく、聞いた。
麻酔をしないでできる検査。
幸いにもチャオは
大人しくて暴れることはない子だったから
麻酔なしで超音波で診れるといわれ
見つかったのは、消化器系リンパ腫。
すでに大きな影がたくさんあった。
リンパ腫は手術ではなく、抗がん剤治療法が
あるといわれたが、老猫であることなどからも
副作用に耐えられるか?
色々図にかいてもらい説明をうけた。
本当に親身になって話してくれました。
でも、即答できず、家に持ち帰り、母にも
相談しようと思ったが、ただただ涙が止まらず
なんにも話せず、息子の前ではじめて号泣した。
ちゃんと考えるのに、
何日も答えが出せなかったです。。。
⇧写真の頃には食べることができなくなっていて、、、
長毛大型猫のチャオは8−10kgもあったけど
あっという間、本当にあっという間に4kgになった。
16年、家族より毎日そばにいたわけです。
顔を合わせても
抱っこしたりスリスリなんて親ともないですし。
毎日朝も晩も一緒だったチャオ。
辛くて悲しくて誰にも話せないことも
チャオは知っています
できることなら、延命してもっと
そばにいてほしい。
でも、体がこんなに辛くて具合悪いのに、
そんな身勝手なことをしていいのか?
じゃあ安楽死?それも考えられない、、、
延命も考えられない
辛い、痛い、具合悪いのだけ取ってあげたい。
そして、そうこうしている間に8月子供の
夏休みが終わる頃、1度目の危篤。
今夜持つか?
その頃に私がしたことは脱水を和らげることで
尿毒症などを軽減する皮下輸液。
吐き気も唾液もすごかったので、痛みや胃液?
唾液?を抑える注射など。
あとはひたすら、まだ伝えきれてない感謝とか
お話とかいつも兄弟猫やワンちゃんと
三匹一緒。息子が生まれてからはさらに
1対1で
過ごせなかったから、1対1の時間を作ろう。
数日でもいい一緒の時間が欲しいと願い、
方針をきめました。
自宅で皮下輸液もできると言われましたが、
自宅で準備をするまでの時間も命が
持たないかもしれない。。。
と、できる限り通院にしました。
リンパ腫とわかってからは、
ベッドから落ちたら大変なので、チャオが
いつもいた場所に
布団を敷いて、できる限り一緒に過ごしました。
本当に辛そうな日々でした。
体重は4kgを下回り、骨と皮だけのようになり
口からよだれが垂れ流し状態で、毛はどんどん
薄くなり
(栄養がいかないので抜けるそうです)
口の周りもデロデロ。
ご飯は栄養価の高いものにしすりつぶし、
シリンジで食べさせたけど、食べたのは
最初のころだけ。
下痢は真っ黒で何日も下血はとまらなかった。
そのうち、チュール、液体スープ
ほとんど受け付けない日がつづき。。。
たまに体調がいい時だけ
私を見て声にならないけどミャーっと
呼びかけてくれた。
トイレも自力で行きたいようでも、
うまくできなかったり
うずくまったまま垂れ流しになったり、、、
おしっこしたいって合図だけはわかるように
動いていたので、好きなところでしていいよ
吐きたかったら吐いていいよって話して
体を拭いて、とかしてあげての
介護を繰り返しました。
この頃はすでに、おしっこも無色無臭。
下痢も下血も食べてないのと注射がきいたのか
でなくなりました。
注射や点滴。これも延命なのか?
病院へ運ぶ数分、チャオに負担なのでは?
そう思いながらも
手術、抗がん剤、麻酔の必要な検査、
痛みの伴う検査(注射以外)は、
せず葛藤しながらも皮下輸液と注射に
通いました。
チャオが頑張って生きたいと思って
1対1の時間を大切に感じてくれているのなら
チャオの痛みを取ってあげよう。そして最後まで
そばにいよう。ただそれだけでした。
皮下輸液や、吐き気止めなどの注射を
打てば打つほど
延命として苦しませているとか
人間と動物は違うから病院に行くこと
だって自然に反しているとか、、、
きついことを言ってくる人も確かにいましたが
(もちろん友達や家族などではないですよ)
16年一緒だった私がチャオのことを最大限に
考えて出した結論です。
自己満か?とか、もっとなにかできたかな?
とか、本当にいろんな感情があります。
それでも、16年の愛情はそれぞれ。
病院に行く選択をしなくても、最後の病名が
わからなくても、どんな選択もありなんだと
思います。。。
1回目の危篤から、一進一退。
ちょっと元気な日もあれば、昏睡状態を
繰り返し、9月6日全身大きな痙攣を起こしました
すでに、1回目の危篤の時から時折、ピクピクと
していたので、痙攣が起きた時にどうなるか?
何ができるか?どうしたらいいか?を
相談していたので、座薬を準備していました。
痙攣はものすごく体に負担が大きく、辛い状態。
大きな痙攣とともに体力を失い亡くなることも
多いけど、辛い体の状態を和らげることができる
と聞いていたので迷わずに座薬をさしました。
緊急外来や、夜間緊急+注射より、経済的であり
体の負担を軽減できるならとすぐに
もらっておいたのです。
私もパニックで、何をどうしてどうやって
入れたのか?
獣医さんに電話するのもタッチパネルも
触れない、電話をまともに持ってられない
状態ではありましたが、座薬を刺した後の
チャオは本当にぐっすり1時間くらい寝ました。
そのあとは嘘みたいに?興奮状態だったのか?
動けないはずが動き始めびっくりしたのを
覚えています。
⬇️この状況からです
それからの数日は体調にばらつきはあれど
先週より元気なのでは?と思う行動が多かった。
後で思えば、本当に最後に最後の力を振り絞って
元気な姿を私に見せてくれたのかな?
最期の数日の私に見せる姿は赤ちゃんの時みたいに
べったり甘えてきて、このまま生き続けて
くれるのでは?といった感じでした。
けれど。。。
9/13私が仕事から戻ると、全く動かない。
昏睡。もう手足は冷たく、呼びかけても
微動だにしない。
抱っこしたらそのまま、おしっこを
垂れ流ししました。
なんとなく、、、
ああお別れの時間なんだなと感じたのもあり
病院には行かず、このままずっと家族や
兄弟猫やワンちゃんと一緒にいてあげよう
そう思いました。
生きて欲しいと思ったり
もう頑張らなくていいよ、私は大丈夫だよ
ゆっくりお休みしていいよって思ったり
ぐるぐるぐる感情は入り乱れたけれど
今日がお別れの日。
それが本当にわかっていたかのような。。。
時間の流れでした。
前回の痙攣の時は、息子が寝て、母と私の前で、、、
最後の日は、母がもう寝るね。明日会えるかな?
でももうたくさん頑張ったもんね。
明日とは言わないけど、またね。お休みねと
寝た母。
完全に家の中が静かになり、私と1対1の
布団で抱っこトークをしている時に、、、
意識はあったみたいで。
小さな痙攣。
「あーあ、もう天国に行く時間なんだね。
1対1の時間、ありがとう。
苦しいのに頑張ってくれたね。いつも
行ってらっしゃいと言ってくれてたチャオ
私が安心して行ってらっしゃい言う番だね」
「最初で最後の行ってらっしゃい。
また会おうね。探すからちゃんと探してね。
たくさん愛してくれてありがとう。
ずっとずっと愛してるよ」
そう言いながら全身の軽い痙攣をし、失禁して
びっしょりだったけど、、、
大きな呼吸を2回。ゴーっゴーッと濁った
息をしながら涙いっぱいたまった見えないはずの
瞳は私を見ながら、、、
息を引き取りました。
心臓の音とか、呼吸とか確認する間もなく
チャオの全身の力が抜けてぐにゃぐにゃになった
体を抱きしめて。。。
本当に眠るように穏やかな最期でした。
9/14 深夜1:00は過ぎていたけれど
はっきりした時間を覚えていない。。。
リンパ腫の末期であるとわかってから、
わずか1ヶ月でした。
それでも、我慢強く、弱いところなんて全く
見せてくれず、、、
もっと早く見つけてあげてたら違ったのかな
とか、あります。
でも、チャオはきっとギリギリまで
具合悪いよーなんて言わなかっただろうな。
当人猫達にしかわからない意思の疎通。。。
年齢、治療法、できること、できないこと
あると思います。
どれが正解なんてない。
あの時、こうだったら。。。も
あるし、無理させちゃったのかな?も
あるし、、、
愛情の表現の出し方も違うし
最後は姿を消してしまうことだってあるし、
でも、これだけは言えるかな。
一緒に過ごした時間。
最後の過ごし方。
100人いたら100通り。
そして、私もたくさんの方に励ましてもらったり
チャオは幸せだったよって言ってもらったり
元気をもらいました。
辛いけれど、一人じゃないです。
ちゃんと天国で見守ってくれます。
そう思ってます。
いまでも、思い出すだけで号泣なんですけどね。
うちには四つ子のチャオの片割れ。チャイが
います。
全く性格が違うから抱っこは嫌い。
だから最期は抱っこで腕の中でなんてないかも
しれないけど、同じ愛情をもってます。
チャイも、チャオと打ち合わせをしたのか?
チャオが亡くなったあとに、血をはきました。
同時じゃないとこが、こいつら相談したな
って。
チャイは、扁平上皮癌だろうと。
あまり長くない。
すでに顎は変形してきてしまった。
立て続けに兄弟猫に旅立たれるのは
辛いけど、チャオと同じように
麻酔のリスクもあり、介護にはいりました。
16年の感謝をこめて
最期の時間大切にすごそうとおもいます。
チャイ。チャオとは全く違うキャラ。
同じ日に同じお腹から産まれた兄弟なのにね。
だから、なおさらおもいます。
みんなそれぞれの最期の過ごし方。
なんだと。。。
長くてすみません。
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