実はこの日記を書いた頃から私には心ウキウキしてしまうことがあります。
またオートバイに乗れる可能性が生まれてきたことにです。
最近それに少し現実味が出てきたのです。
乗りたいバイクが現れました。
心そそられるバイクが出現したんです。
私には時々こんな現象が起こるのです。
https://blog.ameba.jp/ucs/entry/srventryupdateinput.do?id=12369744930
心ウキウキさせるのは"女房"を作った天下のHondaが生んだ最新レトロ?バイクです。
天下の、と書いたがHondaを称えているのではなく、大きな組織の中で”女房”を作ったほんの一握りの人たちを称えてそう述べている。
今度の新しいバイクについても世間の評判は"女房"のときと同様に極めて良い。
未だHondaには解った人達が居るのだろう。
そのレトロバイクに乗りたいと思う人は多い、その中でたぶん私は最高齢かもしれない。
ハードルは高いが視力と握力が健在である限り操りたいと思っている。
妻が病に倒れ介護中、私は自分のことを考える余裕など無かった。
そして唯一の楽しみであったバイクを手放してしまった。
それから9年が経った。
それまでずっと私を慰め励ましてくれた友でもあったバイクを無くしてしまった。
https://blog.ameba.jp/ucs/entry/srventryupdateinput.do?id=12370543029
小さい頃、今はガソリンスタンドになっている近所の農協の駐車場でHondaが販促会を開いていた。
そこに置かれた大きなバイクを見上げて私は、
「こんなものに乗る人がいるのだろうか?」と、そう思った。
名前のように夢のようなバイクだった。
高校生になって友がそのバイクに乗って死んでしまった。
救急車の音と泣き叫ぶ親の声は今でも聞こえる。
その血を引き継ぐバイクなのです。
それでも乗りたいと思うのです。
考えただけで心ウキウキしてしまっているのです。

