ご訪問ありがとうございます。Polarbearです。
「リンパ浮腫の専門クリニック/初診①/左腕/乳がん」からの続きです。
・蛍光リンパ管造影検査
・診察と今後の流れ
蛍光リンパ管造影検査
新しい経験として私の心に残ったのは「ICG蛍光リンパ管造影検査」でした。
流れは以下です。
①ICG(インドシアニングリーン)と呼ばれる緑色で、光に反応する造影剤を患部の腕2か所に皮下注射
↓
②軽い運動で、造影剤が腕に流れるのを手助け
↓
③赤外線カメラでリンパの流れをライブ観察
① リンパ節郭清した者は「患部側の腕に注射はご法度」みたいに教えられてます。
蚊に刺されるコトすら、リンパ浮腫のキッカケになり得るからと細心の注意をはらいます。
なので「2か所も針さすんですか!?」とちょっぴり怯えました
看護師さん「皆さんされてますし、医師が注射するので安心してください^^」
とのコト。気持ち的にはドキドキしましたw
②は別室で7分間、ボールをニギニギしてたのですが、患部側の腕を甘やかしていたので(重い物を持ったらダメなどの規制があるため)、腕が弱ってました。
「疲れて来たゾ(^▽^)そろそろ7分かな?」と思ったところに看護師さん登場。
看護師さん「あと3分ですけど、いけそうですか?^^」
まだ半分過ぎたトコでした…7分って意外に長いんですね。
③は軽く感動しました。
暗い部屋で赤外線カメラを写すと、なんという事でしょう。
モニターに造影剤が美しい光となって腕に広がってるんです。
リンパに見立てた造影剤。
綺麗に流れている所は写らなくて、停滞してる場所が光となってモヤモヤーと写るので、腕に広がって光ってるのは、よろしくないワケです。
リンパの道からはずれて、あふれて腕全体に広がって光るワケですね。
でも、とても綺麗でした
結果
・腕の外側のリンパは問題なく流れてる
・腕の内側が手首~肩で渋滞を起こしている
でした。
造影剤の手の写真を貼る前に突然、Polarbearの画像
造影剤の手は美しくないので、苦手な人はココで引き返してね
↓
↓
↓
小サイズでアップ。造影剤を入れた手の部分。手首と指の間の2かしょ。
造影剤が緑なので、緑が広がっていきます。数日、緑に染まりました。赤い点は針の跡。
診察と今後の流れ
●現状
リンパ浮腫を起こしている、が圧着をする段階では無い
●対応
セルフ運動を隙あらば続け、3か月後に再診。
状況に応じて次のステップに。
※セルフ運動は以前ご紹介した「リンパ浮腫を少し軽減する運動/リンパ浮腫の専門クリニック診察予約②左腕/乳がん」に、手のニギニギを加えたモノ
●今後を見据えて
リンパ浮腫を一度発症すると治るのはむずかしいため、今後の生活向上を考えて手術を薦められました。
がん手術等によってせき止められてしまったリンパ管に、別の通り道「バイパス」を作って静脈へリンパ液を流すようにするそうです。
早期の浮腫患者さんに特に有効で、日帰り局所麻酔で、保険もきくそうです。
悩ましいところですが、色々調べて3か月ゆっくり考えようと思います。
---------------------------
【病気の記録】
2023.3 左、乳がんと診断
2023.4 左胸全摘+左腋窩リンパ節郭清
2023.6 再発防止の補助療法開始
Her2陽性/ホルモン陽性(トリプルポジティブ)ステージ 2b
2023年6月15日~
AC療法 3週毎×4回
「アドリアシン(抗がん剤)+エンドキサン(抗がん剤)」終了
↓
2023年9月6日~
ドセハーパー 3週毎×4回
「ドセタキセル(抗がん剤)+ハーセプチン(分子標的薬)+パージェタ(分子標的薬)」終了
↓
2023年11月30日~
ハーパー(分子標的薬)3週毎×14回
「ハーセプチン(分子標的薬)+パージェタ(分子標的薬)」←今ココ
&
2023年12月22日~
ホルモン療法、10年間らしい←今ココ
を予定しています