こんばんは☆

TC療法5クール目。

昨日、無事、抗がん剤を入れて頂いて来ました。


今はすごく便利なんですね。


こんな、点滴の量や時間を設定し、点滴の終了を教えてくれる機械が付けられています。



看護師さん達は点滴バッグにもマジックで、何時から何時と目安時間をしっかり書いてくださって、とってもマメに様子を見に来てくださいます。

最後にまた生理食塩水だけを流すのですが、何クール目かの時に、この機械を外されたんですね。

私も看護師さん来てくださるから…と思って、ボーっとしていたら  ⬇️



逆血。
慌てて置き上がり、めまい、クラッ。
ナースコールしました。

逆血という言葉も、この状態を見た看護師さんが「あ!逆血してる!」と言ったので、学びました。


実は5回目の昨日も、初めて知った事があります。

抗がん剤を投与している時に腕に痛みが出る事があり、看護師さんが痛み避けに、点滴の針が刺さっている腕を温めるための温パック(アイスノンの逆の物?)を腕を挟めるように2つ出してくれます。

その温パックのカバーが手作りで可愛いのですが、昨日の温パックカバーの1つに「ケモ」とマジックで書いてあったのです。


「ケモ」って何だろう?


と思って調べた所、医療用語で化学療法(chemothrapy)の慣用略語と出て来ました。

これまでの先生や看護師さんとの会話で、化学療法=抗がん剤治療だと思っていたのですが、厳密には違ったようです。


化学療法   ➡️    抗菌薬治療

                   ↘️    抗がん薬治療


但し書きに「ケモという場合には、抗がん薬治療を指すことが多い」と書いてありました。


病院に行く度に、ちょっとした事から大きなものまで色々と知ることが増え、これは楽しいですニコニコ



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私が初めて抗がん剤を使用する化学療法を受けたのは、7月下旬。
手術を受けて退院した日から18日目でした。

内容についてはこちら⬇️


初回は入院して行い、抗がん剤投与翌日は、朝、吐き気止めのお薬2種類を服用しましたが、特に何の変化もなく、退院しました。



アプレピタントは、抗がん剤投与当日に服用したものよりmgが減っています。

デカドロンも1日1錠だけ。


この2種は投与日の翌日と翌々日の2日間、朝服用します。(5クール目の2日目に当たる今日も服用しました。)


アプレピタントは10年ほど前に出たものだそうで、私の母が抗がん剤治療を受けた当時には無く、本当によく吐いていて、すごく辛そうでした。

背中をさすりながら見ているだけでも、つらくなったのを覚えています。


その記憶があったので、抗がん剤治療をすると聞き、覚悟したのですが、「あれ?」吐かない!

軽い吐き気や、気持ち悪くなったり、胸や胃の辺りがムカムカすることは有るのですが、今の所まだ吐いていません。


薬もどんどん開発が進んでいるのだなぁと思いました。


話を元に戻します。


【  抗がん剤の副作用  】


①  便秘

②  手足のしびれ

③  吐き気・胸のムカムカ

④  関節痛・筋肉痛

⑤  全身の赤み・痒み

⑥  頭痛・耳鳴りを伴う頭痛

⑦  脱毛


体がとても怠いと感じることも多いですが、投与後1週間程度を何とか過ごすと、軽い家事なども出来るようになります。



①便秘

    病院からは便秘になるのを前提として、マグミット330mgが処方されました。

    一般的な副作用なのかなと思います。


    ただ、処方されたマグミットは毎食後に服用するものなのですが、2日目にはお腹が緩くなってきて、肛門の辺りのムズムズ感がとても気持ち悪く、どうも体質的に合わないなと思いました。


    1クール目が1番ひどかったのですが、2日間排便がなかったらマグミットを3回だけ飲む。

    朝昼夜、昼夜朝、夜朝昼でも気になった所から始めて3回。

    

    後は水分摂取と食事で何とかしようと色々試してみました。

    お蔭様で、2クール目に手応えを感じたので、3クール目と4クール目はもうマグミットは処方して頂きませんでした。


    食べ物で今、1番効果があるなと感じているのは、めかぶとオクラです。

    必ず夕食で摂るようにしています。

    

    意識的に食物繊維が多いものを摂ります。(併せて水分も多めに。)


    後は、腸活でよく聞く、菌類を摂るようにしています。これは、めかぶオクラみたいに決まったものはありません。

    日によって違います。



②手足のしびれ

    これは事前に先生からも「これは避けられない」と言われていました。


    抗がん剤投与翌日から出ました。

    足・膝下脚・手指にしびれ。

    最初の頃は痛みが結構ありましたが、徐々に痛みは減っていき、ひたすらしびれています。


    立ち上がるのがちょっと大変な時があったり、細かな物を持つ時に落としがちだったりします。


    指先は、例えて言うなら、低周波治療器のちょっと強めを四六時中あびている感じ。

    立ち上がった時の足は、バランスボールを履いている(???)ような、足裏がフカフカ(?)する感じ。


     1クール目の途中からしびれを改善するための漢方薬を処方して頂きました。



    「午」でなくて「牛」でも「ゴ」って読むんだなと思ったのが第一印象。 

       

    これは毎食前に服用します。


    後々、聞くところによると、10人に3人効けば良い方との事。(先生が仰った訳ではありません。)

    私も3人に入れるかもしれないし、と思って、時々飲み忘れる事もありながらあせる2ヶ月半続けています。 


    漢方って体質改善と伺うので、長く続けてみないと分かりませんもんね。


 

③吐き気・胸のムカムカ

    アプレピタント&デカドロンの服用を終えたら、後はメトクロプラミド5mg(毎食後1錠服用)というお薬が処方されています。


    もう(抗がん剤投与後)3日目の、夜ぐらいからムカムカしていました。

     胸というか、鳩尾から胃の辺りが気持ち悪くなります。


    特に吐き気が強かったのは6日目と7日目。


    それから徐々に緩くなって11日目にはなくなり、薬の服用もしなくて大丈夫になりました。


     ムカムカがある時の食事は、「薬を飲むためにも頑張って食べる!」という感じですが、ムカムカ期を乗り越えれば、次の抗がん剤投与までの期間、普通に食べられます。



④関節痛・筋肉痛

    これも③と同じく3日目くらいから顕著に出てきました。

    関節痛は手首、指関節、肩、股関節。

    筋肉痛は背中、脇腹(肋間神経痛のような…)、太腿が酷いように思います。

   

     脇腹の痛みの酷い時は、塗り薬を塗るのも痛いです。  


    最近は、もう慢性的に背中と肩甲骨が痛いです。



⑤全身の赤み・痒み

    抗がん剤投与の翌日から、上腕内側と太腿は赤みが出てきました。


    4日目。首から下ほぼ全体に赤みが出、首、鎖骨の辺り、腋、上腕内側と太腿が真っ赤に。


    5日目と6日目は痒みが酷くて、眠りが妨げられるほどでした。(赤みの強い箇所ほど痒みも強い。)



⑥頭痛・耳鳴りを伴う頭痛

    1日だけだったり、長くて3日間、不定期に出ます。

    

     1日目から4日目くらいに出る頭痛は必ず左後頭部。これは抗がん剤の影響だろうなと何となく思います。


    ただ、抗がん剤の影響だけでなく、水分摂取不足や低気圧の影響なんかの頭痛もあるのでは?と思っています。



⑦脱毛

    13日目に髪がいきなり取れました。

    洗髪の折、いつも通り予洗しようとシャワーを当てて髪に指を通したら、物すごい量の髪が指にかかりました。

    きりがなくて、どこまでやればいいの?と呆然としたのを覚えています。

   それから、頭皮が強ばっているような感じになっていて、痛いと感じた記憶もあります。

  

    一気に全部抜けてしまうという事はなくて、私は今だに残っている毛があります。


   眉毛やまつ毛もそんな感じで、左右の違いもあります。

    今現在、右眉毛なし、左眉毛薄い。左まつ毛なし、右まつ毛まばら。


    左まつ毛がまばらな頃、看護師さんにエクステをやってみるのはどうでしょう?と尋ねたことがあるのですが、「皮膚が弱っているので、やらない方が良いですよ」と教えてくださいました。


    治療が終わるまでは、仕方ないようです。


    でも、ものすごく楽ではあります爆笑




なんて書きながら、ムカムカが始まってきました…。

寝てやり過ごします。


ここまでお読み頂き、ありがとうございました(⁎ᴗ͈ˬᴗ͈⁎)