こんにちはꕤ୭*

昨日、一昨日はHBOCについて、これまで私が理解できた範囲の事をお話させて頂きました。


今日は、卵巣がんの手術を終えてから退院までをメモを見て、思い出しながら書いていきます。

長いです汗うさぎ



↑ この続きです。


術後8日目に退院しましたが、とにかく痛みに耐える、耐えきれず、時に怒りすら湧いてくる…そんな8日間でしたえーん



手術室から病室に戻った時には酸素マスクがつけられていて、腕には点滴、ドレーンが下腹部左右に1本ずつ、尿管が挿入されている状態でベッドに寝ていました。


それから、痛みが強い時に体内に痛み止め(麻酔)が入れられるように背中にチューブも入っていました。


これは、薬の入った小さなボトルが、編み目の大きい洗濯ネットみたいな生地で作られた袋にはいっていて、そのボトルに繋がったチューブが背中に挿入されている状態。

ボトルにプッシュボタンがついていて、自分で痛い時にそれを押して薬を入れました。


チューブだらけです爆笑


さらに夜中にフットポンプをつけて頂いて、後、何かのモニターもあったような気もしますが、気のせいかもしれませんあせる


自分からは、体が熱っぽくてアイスノンをお願いしたと思います。


医療用くつ下の圧の強さでアレルギーっぽくなったふくらはぎが、あまりに痒かったので、くつ下を脱がせてもらい、フットポンプだけにしてもらいました。



【 術後1日目 】

朝、看護師さんが持って来てくれた蒸しタオルで顔を拭く。


熱が結構あり、アイスノン手放せず。


咳やクシャミはお腹(手術痕)が痛くてできない。

喉に痰のようなものが絡んでも、矢張りお腹が痛くて切れず、水を飲んで誤魔化す。


ベッド脇の冷蔵庫に入れてある水を取り出すのに、ベッドのヘリの方に何とか寄り、ベッドのコントローラで上体を起こして、ちょっとだけ体を傾けて手を伸ばして取る。


午後に一度、看護師さん付き添いのもと、ベッドから起き上がり、点滴のカート(?)を持って少しだけ歩く。

貧血・立ちくらみが酷い。


夕食に流動食が出たが、食べる事できず。

前日の手術日と合せ、2日絶食。



【 術後2日目 】

熱が結構あり、少し下がったと思ってもまた上がる。


上半身を起こすだけでも、貧血・めまいが酷い。

なかなかベッドから起き上がれず。


先生に傷の確認をして頂く。


尿管除去。

フットポンプ外してもらう。


水分摂取量が少ないと、強制水分補給点滴


食事は、朝・昼それぞれ五分粥の上澄みを一口ずつ、夜はおかずだけ少し。



【 術後3日目 】

夜中から、左下腹部のドレーンが入っている所と背中の麻酔チューブが入っている所に痛みがあったので、左ドレーンと麻酔のチューブを外してもらう。


貧血・めまいが酷い。


麻酔のチューブを外したら、痛みが激化。

痛くて身悶えしたくても、痛くて出来ない。

大体、腹部と鳩尾の辺りが痛いが、特に左下腹部。

看護師さんに痛みを訴えると、ロキソニンが…

ロキソニンは頭痛・歯痛で飲むと思っていたけど…。

案の定、飲んでも痛みは変わらず、坐薬を入れてもらう。

多少変わったかのか?分からない、痛い。

ロキソニンの次はカロナールを渡される。

カロナールの方がロキソニンより弱いのでは?

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夕方、様子を見に来てくださった先生に伝える。

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夜、ロキソニン10回分を処方されるガーン


点滴の所が腫れてきたので、看護師さんに伝える。

「まだ水分補給の点滴をしないといけないから針は外せない」と言われる。

針を射し直さないのかと驚き、「自分で水を飲みます」と主張し、点滴の針を抜いてもらう。


食事は、朝、食べられず、昼、七分粥を半分とおかず少し。

夜は、七分粥を2/3程度とおかずは完食。

強制水分補給が嫌で、何とか食事を!と思う。



【 術後4日目 】

痛みでよく眠れず、夜中、何度も目が覚めた。


朝食を食べた後の動悸が激しい。


下腹部の痛みがずっと激しく、ロキソニンを服用。

相変わらず効かない。


会話していると動悸が激しくなる。


右ドレーンを外してもらう。

この時、前日の左ドレーンの時と異なり、もう癒着が始まっているのか?と思われるくらい抜けなくて、看護師さんから男性医師に交代して抜いて頂く。

あまりに痛くて息が止まり、涙が出た。

抜いた後も、痛みが暫く続いた。


少し動くとゼーハー言う。

歩行器使用させてもらう。


看護師さんに半強制的にシャワー室に連れていかれ、術後、初シャワー。

恐くて傷 ( 手術痕 ) が見られない。


朝、七分粥1/3程度と牛乳、昼は七分粥とおかずをそれぞれ半分くらい、夜は七分粥少しとおかず完食。

食後、動悸・発汗・下腹部鈍痛。



【 術後5日目 】

痛みで夜中に何度も目が覚めた。


朝食後に動悸。

昼食以降、発汗・下腹部鈍痛のみで、動悸なし。


下腹部の痛みがずっと激しく、ロキソニンを服用。

相変わらず効かない。


意識して歩くようにする。

大分、歩けるようになった。

歩行器無しで立ち上がれるように。


食事がお粥からご飯に。

朝、ご飯半分とおかず、昼・夜、ご飯少しとおかず。



【 術後6日目 】

日付が変わる頃からまた痛みが激しくなる。


下腹部の痛みに、ロキソニンを服用。

午前中で一日分の薬を飲み切ってしまう。


血液検査と尿検査。


点滴で出来た腫れが、だいぶ引いた。


食事は3食、おかず完食、ご飯は多すぎて残してしまう。



【 術後7日目 】

変わらず、痛みで夜中に目覚める。


下腹部の痛みに、ロキソニンを服用。


退院診察を受ける。

1日2日延ばすのもありとの事だったが、特に合併症も出ていないし、予定通り、翌日退院する事に。

傷(手術痕)をカバーしていた、幅広のビニールテープみたいなものが剥がされ、細かく切ったサポートテープみたいなもので傷を丁寧に被って頂く。


退院指導を看護師さんたちから受ける。

・退院後の生活の注意

・リンパ浮腫についての説明


食事は3食、おかず完食、ご飯は多すぎてどうしても残してしまう。



【  帰宅後  】

自宅に戻ってからも夜中に2~3度は痛みで目が覚め、前後の服用時間を考えながら、目覚めたうち1度、ロキソニン服用。


気休めかもしれないなと思いつつ、ロキソニンは1日3錠1ヶ月程ずっと服用。


傷 ( 開腹した部分 ) の痛みはあまり意識することがなく、意識するのは、咳やクシャミ、しゃっくりが出そうになった時。


体力が落ち、ちょっと動くだけで、グッタリ。

特に脚はガリガリでした。

2Lのペットボトルが持てず、ペットボトルのキャップが開けられない。


驚きの体力の落ち方でした。