おはようございますꕤ୭



昨夜はいつもより少し早目に寝たのですが、目覚ましにしている旦那さんのスマホのアラームで目が覚めませんでした。


いやだなぁ、明日は電車に乗って乳癌の方の病院に行かなくちゃいけないのに、疲れてるのかな?

ということで、電子レンジをフル活用して旦那さんのお弁当を作り終え、再び横になってました照れ



今日は、卵巣がんの手術のお話です。


手術のちょうど1週間前、CT検査結果をうかがった日に、手術についても詳しく説明していただきました。


病名  :  卵巣腫瘍(悪性の可能性を否定できない)


まず、病側付属器切除(腫瘍のある側の卵巣を丸ごと切除)して、術中迅速病理診断に回し、腫瘍が悪性なのか良性なのかを見極め、それに応じて術式を追加。


因みに、術中迅速病理診断は、術後の病理診断より精度は落ちるという事もちゃんとご説明くださいました。


悪性、良性に加え、境界悪性(私はこの時に初めて知りました💦)という範疇もあり、追加される術式のパターンは3通り。


①良性  ・・・  腫瘍のある側の卵巣卵管のみ切除

②境界悪性  ・・・  腫瘍のない側の付属器切除 + 子宮全摘 + 大網生検

③悪性 ・・・ 腫瘍のない側の卵管、卵巣、子宮、大網一部を切除し、骨盤および傍大動脈リンパ節郭清    /    完全切除が無理(既に播種あり)な場合、リンパ節は生検のみにとどめ、術後すみやかに抗がん剤治療追加    /    腹腔内の転移播腫や腸管への直接浸潤が著しく原発巣の切除が不可能な場合も、生検のみで閉腹し、術後すみやかに抗がん剤治療開始    /    迅速病理診断で胃や大腸、膵臓などからの転移性卵巣癌が疑われる場合は、一旦、閉腹し、術後あらためて原発巣を検索


③の悪性、多い!

リンパ節も取ってしまうのか、リンパ浮腫になっちゃったらどうしようショボーン とか、どの「〇〇な場合」も嫌だな…と思いながら読んでいました。



術式の他には、麻酔の方法や手術の危険性および合併症、手術の必要性、手術をしなかった場合の経過予想などなどの説明があり、とても丁寧だなと感じました。


ここでまた改めて言われたのは、


卵巣腫瘍は薬物療法では完治しない


腹腔鏡だと悪性だった場合、腹腔内に癌が飛び散ってしまう


手術して実際にそれを見てみないと良性か悪性か判らない


その手術について、特定生物由来製剤の使用についての同意書に署名しました。



入院は手術の前日から。


暇を持て余し、院内のコンビニで大好きなアイスクリームをたくさん買って、病室で喜んで食べていたら、看護師さんが「体重はかりますよ」と入っていらして…(꒪꒫꒪⌯)


この日は


麻酔科で麻酔についての説明を伺い、ここでもまた、同意書に署名。

手術当日の朝は9時以降水分を摂らないようにと注意がありました。


血栓防止のための医療用くつ下の履き方を看護師さんが説明しに来てくださり、翌朝、8時までに手術着(くつ下も)に着替えておくよう伝えてくれました。


食事は21時以降不可。

下剤と眠剤を処方され、就寝。



いよいよ手術日。


13:00手術予定との事で、着替えも済ませ、準備万端で本を読みながら待機。


手術室が前の方の手術が延びていてまだ空かないとの事で、待機時間もちょっと延長。

その後、先生方のお蔭で、無事に手術は終了。


思った通り腫瘍は悪性だったそうで、そして、願い通り、どの「〇〇な場合」にも当てはまらず、左右卵巣・左右卵管・子宮・ダグラス窩・大網一部の切除、リンパ節も生検でなく郭清して頂いたとの事。


麻酔が切れ、病室で気づいた時は、もう消灯時間を過ぎていました。


夜中は、看護師さんが何度も見回りに来てくださって、途中はフットポンプをつけてくださったり。

「血栓防止も完璧だな」なんてぼんやり思いながら眠りました。