今回はミニ四駆デビューにオススメのシャーシを紹介します。
ミニ四駆デビューしたいけど、どれを買えばいいのかわからない・・・。という方に、この記事が参考になりましたら幸いです。
そして、良かったら12月10日のレースに参加してくださると嬉しいです。
〇ミニ四駆デビューにオススメのシャーシ
・VZシャーシ
・FM-Aシャーシ
・MAシャーシ
・ARシャーシ
の4種類がオススメです。寺四駆の工作体験会でもこの4種類から選んでもらっています。
初めて作った子のマシンがコースを完走できるか。というところに注目し、4つのシャーシをオススメさせていただきました。
〇オススメの理由
この4台をすすめる理由は、
① 新しいシャーシ
② キット付属のローラー
③ シャーシの形状(ビス穴の数とサイド)
主にこの3つです。
①新しいシャーシ
【立体コース主流の時代に開発されたシャーシ】
40周年を迎えたミニ四駆の歴史の中で、先ほど紹介した4種のシャーシはここ10年以内に発売されています。特にVZシャーシは2年前に発売された最新のシャーシです。最近のコースはジャンプセクションが多い、立体コースと呼ばれています。この立体コースが主流になってから発売されたミニ四駆が先ほど紹介した4種のシャーシです。
② キット付属のローラー
【ローラーの個数】
VZ、MA、ARシャーシは合計6個のローラーが標準装備されており、これらを説明書通りに組むと、前に1段、後ろに2段というセッティングになります。
これをミニ四駆の横から見てローラー同士を線で結ぶと三角形ができます。この三角形のローラーセッティングがコーナーの安定性を高めてくれます。
FM-Aシャーシに入っているローラーは4つですが、後ろのローラーは厚みがあるためある程度のスピードまでは耐えてくれます。
しかし、重心の高いミニ四駆だと内側のカーブで耐えられないこともありました。後ろは2段にするのがオススメです。
【ローラーの材質】
FM-Aシャーシ、MAシャーシ、ARシャーシは低摩擦素材のローラーが入っています。摩擦抵抗が少なく、壁にあたった時のスピードロスが少なくなるため、オススメです。
VZシャーシのローラーはABS素材と言い、低摩擦よりは摩擦抵抗の多いローラーです。こちらはローラーの内側にグリスを塗ることで驚くほど性能がアップします。
ミニ四駆はコース内の壁にローラーが何度も当たって方向変換します。ローラーは大変重要なアイテムです。逆に言えばローラーセッティングができていないとコースアウトしまくりです。
安定した走行に必要なローラーが標準装備されており、説明書通りに組めば完走率が高いシャーシということでこの4種類を選びました。
ちなみに、『たからばこセッティング』というローラーセッティングの基本として是非覚えてもらいたいセッティングがあります。次回更新する【レースデビューにオススメのパーツ紹介】の際に合わせてご紹介します。
③ シャーシの形状
【ビス穴の多さ】
新しいシャーシはあちこちに沢山のビス穴が空いています。ビス穴が多いということはセッティングの幅が広がります。
【サイド部分】
この4種のシャーシはサイド部分がついています。ここにはぜひマスダンパーをつけてもらいたいです。マスダンパーはジャンプ後の空中での姿勢調整や着地後の跳ねあがり防止の役割があります。サイドにマスダンパーをつけるとジャンプ後の安定感がグッと上がります。オススメです。
【スーパー2シャーシとMSシャーシ】
ここまで①新しいシャーシ②キット付属のローラー③シャーシの形状についてご案内しました。
一番初めにも書きましたが、私たちの判断基準は、初めて作った子のマシンがコースを完走できるか。です。
比較的新しい中でも今回紹介しなかったスーパー2シャーシとMSシャーシは、
標準されているローラーの個数が少ないこと、サイドが無く別売りのパーツを購入する必要があること、などから寺四駆の工作体験では扱っておらず、今回も選びませんでした。
しかしこの2種類のシャーシは育てるのが非常に楽しいシャーシです。慣れてきたらぜひ挑戦してみてください。
さて、今回はミニ四駆デビューにオススメのシャーシを書かせていただきました。
次回はレースデビューにオススメのパーツやキットを紹介します。