日本進出外資企業の妙な共通点

　今日は少し　湿気がありますねっ

今年になって、

ここ数年日本に進出してきて、これから本格拡大していくので

手伝って欲しいっ　といった外資企業からお話を聞くことが増えてますが、

いつも疑問に思うことがあります。

それは、

「海外ではこの方法で成功してきた。

日本もこの方法でいく」

という方針です。

「日本だけ例外にすると世界グループ全体の統率が

みだれる・・・」

なんてことを　おっしゃってるのですが、

こうししたコメントを聞く度に、

本気で日本で成長していく気持ちがあるのかな・・・

と疑問に思ってしまいます。

「日本市場がユニークなのはわかっている。

相応の対応はするつもりだ・・・」

といいながらも

結局のところ　全然融通を利かせている様子がない。

私は　外資系企業がいくつも　撤退していくのをみてきましたが、

次々と進出してくる企業も　同じ間違いをして撤退してききます。

「何故　学ばないのだろうか」

と疑問に思ってしまいます。

成功してきた経営者もそうですが、

妙に成功体験があると　人は周りから学ぶ許容度が

狭くなる傾向があるのかな・・　と

共通点のように感じています。

以前は、いろいろ話をしてアドバイスをしていましたが、

最近はアドバイスをすることをやめたので

対話だけし、相手が気がつくかどうかは

相手に任せることにしてます。

成功しても慢心せず、

「流れを的確に捉えて適応していく力」

が大切だなぁ・・とつくづく思いました